5分で解ける!ローマ世界(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
解説
問題(1)
①カエサルは 第一回三頭政治 のメンバーでした。
ポンペイウス、クラッスス、カエサルの3人による政治でしたね。
クラッススが戦死した後、ポンペイウスを破ったカエサルは 独裁政治を開始します。
②同盟市戦争は イタリア半島内の同盟市が、市民権を求めて起こした戦争 です。
この戦争の結果、すべての都市が市民権を得ることになります。
③内乱の1世紀の期間に反乱を起こした剣奴は スパルタクス でしたね。
ハンニバルではありませんので、③は誤りです。
ちなみにハンニバルは ポエニ戦争でローマを苦しめたカルタゴの将軍 です。
完全に時期が違いますね。
④上の①で解説したように、第一回三頭政治は 内乱の1世紀に含まれる出来事 です。
以上より、正解は ③ となります。
問題(2)
「五賢帝」といわれて、しっかり名前をいえますか?
順番に ネルウァ、トラヤヌス、ハドリアヌス、アントニヌス=ピウス、マルクス=アウレリウス=アントニヌス でしたね。
この中で ローマの最大領土を形成した皇帝 といえば?
正解は トラヤヌス帝 です。
問題(3)
キリスト教に関して述べた分として、正しいものを選びましょう。
選択肢を順番に確認します。
① ペテロ は 第一の使徒 (イエスの一番弟子)で、 初代ローマ教皇に位置付けられている人物です。
彼が「イエスを迫害した」とは考えにくいですね。
ちなみに、パリサイ派としてイエスを迫害した人物は パウロ です。
パウロは途中からキリスト教に回心し、布教活動に努めました。
②キリスト教徒たちは、迫害期間中 カタコンベ に避難し、祈りをささげていました。
この文章は正解です。
③④キリスト教の正統教義は アタナシウス派 です。
エフェソス公会議で異端とされたのが ネストリウス派 です。
ちなみに、アリウス派が異端とされアタナシウス派が正統教義となったのは ニケーア公会議 です。
以上より、正解は ② です。
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問題条件は「内乱の1世紀における出来事として 誤っているもの を選べ」となっていますね。
この条件に注意して、選択肢を一つずつ確認しましょう。