高校世界史B
5分で解ける!ローマ世界(第3問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
ローマ世界の確認テスト(第3問)
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題(1)
①護民官は 平民の権利を守るために設置された役職 です。
平民にとって不都合な決定がなされれば 拒否権 を発動しました。
②ローマで最初に制定された成文法が ローマ法 です。
この文章も問題ありませんね。
③リキニウス・セクスティウス法の内容は大きく2つです。
大土地所有の制限 と、 コンスルの1名を平民から選ぶ という内容です。
選択肢では「 ディクタトル 」となっていますが、これは「コンスル」の誤り。
よって ③ が答えとなります。
④の文章は問題ありませんね。
ローマの身分闘争においては、3つの法律が登場します。
十二表法、リキニウス・セクスティウス法、ホルテンシウス法 です。
それぞれの内容をおさえておきましょう。
問題(2)
コンスタンティノープルと呼ばれる都市は、もともとギリシア人が建設した ビザンティウム でした。
ビザンティウムは、ギリシア人が 黒海沿岸 に建設した都市です。
よって答えは ② となります。
コンスタンティノープルは 東西交易の中継地 として栄えた都市です。
ちなみに①は ローマ 、②は カルタゴ です。
最後にローマ世界の勉強のコツをお伝えします。
帝政ローマに関しては 皇帝の名前とそのときの出来事をセットにして覚えれば大丈夫 です。
比較的勉強しやすい範囲だと思います。
やっかいなのは共和政ローマ。
ローマの建国から貴族と平民の身分闘争までは、 法律の名前と内容 をおさえてください。
内乱の1世紀は 反乱や戦争の名前 がポイントです。
内乱をまとめようとした三頭政治は、 第1回と第2回のメンバー を区別して覚えましょう。
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貴族と平民との身分闘争について 誤っているもの を選んでください。
選択肢を一つずつ確認しましょう。