高校世界史B
5分で解ける!インダス文明とアーリヤ人の社会に関する問題
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の問題と解説
練習
一緒に解いてみよう
下のカッコ内に入る語句を答えよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
インダス文明は謎だらけ!
最初の空欄には インダス文明をつくった先住民族 が入ります。
それが ドラヴィダ系 です。
現在は南インドに多く住むドラヴィダ系の民族が、インダス文明をつくりました。
インダス文明で使用された文字を インダス文字 といいます。
インダス文字は 未解読 のため、インダス文明は謎が多いのです。
インダス文明を知るための手がかりは、 街の遺跡 にあります。
2つの遺跡をしっかり覚えてあげましょう。
モエンジョ=ダーロ と ハラッパー です。
この2つの遺跡が、インダス文明研究の主な手がかりとなっています。
ちなみに、インダス文明は 紀元前1800年ごろに突如消滅してしまいます。
アーリヤ人がつくりだした社会とは?
インダス文明の消滅後、 アーリヤ人が鉄器をもってインドに侵入 しました。
彼らは紀元前1500年頃に パンジャーブ地方 へ入り、
紀元前1000年頃までには ガンジス川流域 に定着しました。
彼らはインドの外から入ってきた民族なので、人数としては多くありません。
数で劣るアーリヤ人は、もともとインドで暮らしていた人たちをどのように統治したのでしょうか?
その方法の一つが ヴァルナ制 と呼ばれる身分制度でした。
バラモン、クシャトリア、ヴァイシャ、シュードラ と呼ばれる身分階層でしたね。
やがて、このヴァルナに応じて就ける仕事が決められていきました。
これを英語では カースト制度 、インドの言葉では ジャーティ と言います。
それぞれのヴァルナに応じて、就ける仕事が固定化されていったのです。
インドの古代文明と、アーリヤ人たちがつくりだした社会。
今回学んだ内容をしっかり覚えておきましょう。
インドの古典文明の練習
高校世界史Bの問題
- 先史時代
- 古代オリエント
- ギリシア世界
- ローマ世界
- 東南アジア前近代史
- 中国の古典文明
- 中国の分裂・混乱期(魏晋南北朝)
- 東アジア文明圏の形成(隋・唐)
- イスラーム世界
- 中世ヨーロッパ世界の成立
- 中世ヨーロッパ世界の展開
- 中世ヨーロッパ世界の各国史
- 東アジア世界の展開
- 明・清の時代
- 中国周辺地域史
- イスラーム世界の繁栄
- ルネサンスと大航海時代
- 宗教改革
- 主権国家体制と西欧絶対王政
- 東欧絶対王政
- イギリスの市民革命
- アメリカ世界の成立
- フランス革命とナポレオン
- ウィーン体制の成立と崩壊
- 19世紀の欧米諸国(1) 英・仏・伊・独
- 19世紀の欧米諸国(2) 露・米
- 19世紀の欧米諸国(3) 19世紀の欧米文化
- 中国と朝鮮の植民地化
- アジア諸地域の植民地化
- 帝国主義の時代
- 世界分割と列強の対立
- 帝国主義と東アジア
- 帝国主義とアジアの民族運動
- 第一次世界大戦とロシア革命
- ヴェルサイユ体制とワシントン体制
- 第一次世界大戦後の欧米諸国
- 戦間期のアジア諸地域
- 世界恐慌とファシズム諸国の侵略
- 第二次世界大戦と戦後秩序の形成
- 米ソ冷戦の時代
- 冷戦の激化と西欧・日本の経済復興
- 第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り
- 自立を強める東アジア
- アジア諸地域の紛争
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
今回はインダス文明とアーリヤ人の社会についての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。