5分でわかる!インドを統一しなきゃ!
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この動画の要点まとめ
ポイント
ポイントの1つ目は「インドの統一」です。
インドの広大な領土を、ある王朝が統一していくお話です。
こちらを見てください。
マウリヤ朝がインドを統一!
インドを初めて統一した王朝を マウリヤ朝 といいます。
建国者は チャンドラグプタ王 で、都は パータリプトラ に置かれました。
アレクサンドロス大王の侵入が、インド統一を促した!
チャンドラグプタ王は「インドを早く統一しなきゃ!」と焦っていました。
その理由は アレクサンドロス大王の侵入 です。
ギリシア世界で勉強したアレクサンドロス大王が、インドにまで兵を送り込んできたのです!
大王の軍隊は強力でしたが、何とかインドから追い返すことに成功しました。
ただ、インドの人たちは大慌てです。
もしまた軍隊が攻めてきたら、今度こそ負けてしまうのではないか...
そこでチャンドラグプタは、インド一帯を支配下に置き大量の兵士を確保しようとしたのです。
アレクサンドロス大王の侵入がきっかけとなり、インド統一の動きが見られました。
マウリヤ朝の最盛期/アショーカ王の治世
マウリヤ朝は アショーカ王 のときに全盛期を迎え、最大領土になりました。
アショーカ王は広大な領土を統治するために 仏教の力を利用します。
仏教理念である ダルマ ( 法 )に基づく政治を行い、
仏教の教えが分からない人のために、教えを刻んだ 磨崖碑 や 石柱碑 を各地に建立しました。
さらに ストゥーパ と呼ばれる石造の仏塔を建設し、シャカの遺骨を納めました。
仏教の理念を使って国を統治するためには、仏教の教えがしっかりと定まっている必要があります。
そこでアショーカ王は 仏典の結集 (教典の編纂事業)を行いました。
教典をまとめ、編纂することで、仏教の教えを統一していったのです。
さらに、アショーカ王は スリランカ ( セイロン島 )に仏教を布教しました。
チャンドラグプタ王がマウリヤ朝を建国し、
アショーカ王は仏教を重視する政治を行いました。
マウリヤ朝の特徴をしっかり覚えておきましょう。
インドの古典文明の3回目。
今回は「インドの4王朝」について勉強しましょう。