高校世界史B
5分でわかる!これってインドの王朝?
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この動画の要点まとめ
ポイント
これってインドの王朝?
これでわかる!
ポイントの解説授業
「インド」というと、 インド洋に突き出た半島部分 を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
クシャーナ朝はインドの王朝ですが、かなり西側に位置していますね。
どうしてこのような領土が形成されたのでしょうか?
カニシカ王のとき、クシャーナ朝は全盛期を迎える
クシャーナ朝全盛期の王様を カニシカ王 といいます。
カニシカ王は、マウリヤ朝と同様に 仏典の結集 を行ったことで知られます。
クシャーナ朝の東側は中国方面、西側はイラン方面へとつながっています。
つまり、クシャーナ朝は 東西交易の中継地 だったのです。
ガンダーラ美術の発達/仏像が制作される
さらに、カニシカ王の時代には ガンダーラ美術 が発達しました。
ヘレニズム文化 の影響を受け、 仏像 が制作されたのです。
みなさんの中にも、仏像を見たことがある人は多いと思います。
仏像を作る文化はクシャーナ朝に起源があったのです。
東西の交易ルートに乗って、仏像は中国や朝鮮半島、さらに日本にまで広がりました。
ポイントの2つ目は「クシャーナ朝」です。
先ほどのマウリヤ朝と違って、今回紹介する クシャーナ朝 はちょっと不思議な王朝です。
クシャーナ朝が成立した場所が、あまりインドっぽくないのです。
地図で確認しましょう。