高校世界史B
5分でわかる!グプタ朝とヴァルダナ超
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この動画の要点まとめ
ポイント
グプタ朝とヴァルダナ朝
これでわかる!
ポイントの解説授業
グプタ朝/チャンドラグプタ2世のもとで最盛期を迎える!
最初に紹介するのは グプタ朝 です。
これまで マウリヤ朝 → クシャーナ朝 と勉強してきましたね。
クシャーナ朝の次に勉強するのが グプタ朝 です。
グプタ朝は パータリプトラ に都を置きました。
そして チャンドラグプタ2世 という王様のときに、全盛期を迎えます。
グプタ朝には法顕がやってきた!
グプタ朝には、中国から 法顕 という僧がやって来ました。
法顕はグプタ朝で仏教を勉強し、のちに『 仏国記 』を著しています。
『仏国記』には 当時のグプタ朝の様子やチャンドラグプタ2世のことが書かれている ので、貴重な歴史史料となっています。
ヴァルダナ朝/玄奘がやってきた!
グプタ朝が滅びた後、7世紀に ヴァルダナ朝 が成立します。
ヴァルダナ朝を創始したのは ハルシャ王 という人物です。
ヴァルダナ朝はガンジス河流域を領土とし、カナウジに都を置きました。
ヴァルダナ朝には、 玄奘 (げんじょう)という僧がやって来ました。
玄奘は仏教について学んだ後、『 大唐西域記 』を著しました。
みなさんは『 西遊記 』という物語をご存じですか?
唐僧 三蔵法師 が、孫悟空たちをお供に従え、幾多の困難を乗り越えながら天竺を目指す物語です。
テレビドラマやアニメにもなっているほどの人気作品ですが、なんと 西遊記に登場する三蔵法師とは玄奘のことなのです!
インドの分裂期には義浄がやってきた!
ヴァルダナ朝はハルシャ王の死後に衰退し、インドは分裂期を迎えます。
小さな王朝が乱立する時代です。
この分裂期に、中国から 義浄 という僧がやって来ました。
義浄はインドからの帰り道にスマトラ島に立ち寄り、そこで『 南海寄帰内法伝 』を著しました。
法顕、玄奘、義浄。
仏教を勉強するため、インドを訪れた3人の僧を紹介しました。
誰がどの時期にやって来て、なんという書物を著したのか、しっかり覚えましょう。
ポイントの3つ目は「グプタ朝とヴァルナ朝」です。
今回は2つの王朝とその領土、そして 王朝を訪れた中国の僧 について学習します。
こちらを見てください。