今回はインドの４王朝についての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。

インドに登場した最初の王朝、それが統一王朝 マウリヤ朝 です。
このマウリア朝を建国した人物が チャンドラグプタ王 です。
彼は アレクサンドロス大王のインド侵入 に驚きました。
アレクサンドロス大王のような大群を率いる相手と戦うため、
「自分たちも強い国をつくらなきゃ！」という思いで建国したのです。

マウリヤ朝の最盛期を創出したのは アショーカ王 です。
アショーカ王は、広大な領土を統治するため 仏教の力を利用しました。

ポイント２では、ちょっと不思議な王朝を紹介しましたね。
その王朝が クシャーナ朝 でした。
クシャーナ朝は カニシカ王 のときに最盛期を迎え、
東西貿易の要所として色んな文化が融合しました。
クシャーナ朝の時代には ガンダーラ美術 も栄えたのです。

ポイント３では グプタ朝 と ヴァルダナ朝 について紹介しました。
グプタ朝は チャンドラグプタ２世 のときに最盛期を迎えました。
ヴァルダナ朝の建国者は ハルシャ王 です。

ちなみに、授業では インドを訪れた中国僧 も紹介しましたね。
グプタ朝には中国から 法顕 が、ヴァルダナ朝には中国から 玄奘 が、
そしてヴァルダナ朝崩壊後のインド分裂期には 義浄 がやってきました。
彼らの名前と訪れた時期、セットで覚えておきましょう。