高校世界史B
5分でわかる!インドの古典文化
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この動画の要点まとめ
ポイント
インドの古典文化
これでわかる!
ポイントの解説授業
ポイントの1つ目は「インドの古典文化」です。
古代インドで発展した 文学や美術 について見ていきましょう。
こちらを見てください。
2大叙事詩の完成/『ラーマーヤナ』『マハーバーラタ』
古代インドでは サンスクリット語 という言葉が使われていました。
サンスクリット語で書かれた文学を サンスクリット文学 といいます。
4世紀頃、グプタ朝の時代には 2大叙事詩 が完成しました。
『 ラーマーヤナ 』と『 マハーバーラタ 』の2つを「2大叙事詩」と呼びます。
5世紀には カーリダーサ という人物が『 シャクンタラー 』を著しました。
カーリダーサは舞台の台本を作成したことで知られ、「 インドのシェークスピア 」とも呼ばれています。
ナーランダー僧院で仏教研究が行われる!
仏教の研究機関として建設された ナーランダー僧院 は、仏教教学の中心として発展しました。
仏教の教えや解釈を研究するための機関です。
ナーランダー僧院には、中国から 玄奘 や 義浄 が仏教を学びにやってきたことで知られます。
写真に写っているのは アジャンター石窟寺院 です。
もともと崖だったところをくり抜いて、仏像や寺院をつくったのが「石窟寺院」です。
石窟寺院の中でも、アジャンターに残されたものが一番有名なのです。
インドのオリジナル!グプタ様式
アジャンター石窟寺院のようなつくりを グプタ様式 といいます。
もちろんグプタ朝の時代に建設されました。
グプタ様式は 純インド的 なつくり、つまり 他国の影響を受けないインドオリジナル の様式です。
インドの古典文化について、今回学んだ内容をしっかり覚えておきましょう。
インドの古典文明の4回目。
今回は「インドの古典文化と宗教」について学習します。