高校世界史B
5分でわかる!古代ベトナムの高度な文明!
- ポイント
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
古代ベトナムの高度な文明!
これでわかる!
ポイントの解説授業
ポイントの1つ目は「古代ベトナムのドンソン文化」です。
東南アジアの ベトナム というと、あまりなじみのない方もいらっしゃると思います。
そんなに高度な先進国・・・といった感じはあまりしないですよね。
しかし、古代ベトナムには とても高度な文明が栄えました。
いったいどんな文明だったのでしょうか?
こちらを見てください。
ドンソン文化/青銅器や鉄器の使用、稲作文化
紀元前4世紀ごろから古代ベトナムに栄えた文化を ドンソン文化 といいます。
ドンソン文化では 青銅器 だけではなく 鉄器 も使用されました。
古代文明 と聞くと、鉄器は存在しないイメージがありませんか?
メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、そして中国の黄河文明にも鉄器はありませんでした。
ドンソン文化で鉄が使用されたこと、非常に重要です。
青銅器でつくられた銅鼓の使用
ドンソン文化では青銅器でつくられた 銅鼓 が使用されました。
こちらを見てください。
銅鼓は 青銅器をねじ曲げ、中にくぼみをつくる ことで作られました。
非常に高度な技術です。
高度な文化が生まれた理由は?
いったいなぜ、このような高度な文化が生まれたのでしょうか?
実は ドンソン文化は中国文化の影響を受けていたのです。
中国で生まれた高い技術が、ベトナムの文化の中で磨かれていきました。
その後、ドンソン文化は東南アジア全域に影響を及ぼすことになります。
ドンソン文化の特徴、しっかり覚えておきましょう。
東南アジア前近代史の2回目。
今回は「ベトナム」について勉強しましょう。