高校世界史B
5分でわかる!ベトナムは中国っぽい?
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この動画の要点まとめ
ポイント
ベトナムは中国っぽい?
これでわかる!
ポイントの解説授業
ポイント2では南ベトナムのチャンパーを紹介しました。
ポイント3では北ベトナムに成立した 大越国 について勉強します。
北ベトナムに栄えた4つの王朝/まとめて「大越国」と呼ぶ!
11世紀から19世紀初頭にかけて、ベトナム北部にはいくつかの王朝が成立しました。
これらの王朝をまとめて 大越国 と呼びます。
最初の王朝が登場する前、北ベトナムは 何百年もの間、中国に支配されていました。
だからこそ、北ベトナムでは 中国風の国づくり が行われることになります。
これから紹介する国名はすべて 漢字 です。
名前からも、中国の影響が大きいことが分かります。
それでは、北ベトナムに栄えた4つの王朝を見ていきましょう。
こちらを見てください。
大越国の4つの王朝、最初は 李朝 です。
ベトナムで最初の本格的な統一王朝 で、李氏大越国とも呼ばれます。
李朝のあとに成立したのが 陳朝 です。
陳朝の時代には、 字喃 ( チュノム )と呼ばれる文字が作成されました。
漢字をもとにしてつくられた 文字で、現在のベトナムでも使用されています。
次に登場するのが 黎朝 (れいちょう)です。
黎朝は 南ベトナムのチャンパーを吸収して、南北ベトナムの統一を果たしました。
最後に登場するのが 西山 ( せいざん/タイソン ) 朝 です。
読み方はどちらでもかまいません。
西山朝は、黎朝に対してクーデターを起こして成立しました。
このクーデターを 西山の乱 といいます。
力づくで権力を奪った西山朝は、それほど長続きしませんでした。
北ベトナムに成立した4つの王朝。
これらをまとめて 大越国 といいます。
登場する順番と、それぞれの特徴を覚えておきましょう。
3つ目のポイントは「北ベトナムの王朝」です。
まず今回扱う地域を地図で確認しましょう。
こちらを見てください。