今回はジャワ・スマトラについての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。

インド・中国を結ぶ重要拠点としてスマトラ島とジャワ島を紹介しました。
スマトラにできた国が シュリーヴィジャヤ王国 です。
ここは典型的な 港市国家 として栄えました。
中国の僧 義浄 も、インドからの帰りに立ち寄りました。

大乗仏教の石造遺跡 として知られているのが ボロブドゥール です。
現在もジャワ島に残されています。

同じジャワ島で発達したのが、影絵芝居 ワヤン です。
ボロブドゥールもワヤンも、共に インドの影響を強く受けています。

東南アジアの島々に、イスラームの波が押し寄せます。
マレー半島、スマトラ島、ジャワ島では、いくつかの国がイスラーム化しました。

マレー半島 では マラッカ王国 が成立し、
スマトラ島北部 では アチェ王国 が成立しました。
ちなみにアチェ王国は、ナツメグやクローヴなど 香辛料 の輸出で繁栄しました。
そして ジャワ島東部 には マタラム王国 が成立しました。

ジャワ島とスマトラ島では、成立した国が違います。
地図で位置を確認しながら、国の名前を覚えておきましょう。