高校世界史B
5分で解ける!春秋・戦国時代に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
「王を助けろ!」から「王を倒せ!」へ
東周 王朝の時代は、前半と後半で呼び名が変わります。
前半は 春秋時代 と呼ばれました。
この時代、各地の有力諸侯は 尊皇攘夷 を掲げ、
異民族を倒して 王を助けよう と考えていました。
ところが、後半の 戦国時代 になると、
中国は 下克上 の時代を迎えます。
権力の座を狙う諸侯は、王を倒して中国を支配しようと争いました。
同じ東周王朝であっても、春秋時代と戦国時代では、
社会の様子がぜんぜん違いますね。
まずはこの違いをしっかり覚えておきましょう。
国を強くするためには?
国を強くするためには食糧が欠かせません。
春秋・戦国時代には 牛耕 と呼ばれる耕作方法が見られました。
また、旧来の木製農具に代わって、性能に優れた 鉄製農具 が登場しました。
戦国時代、覇権を狙う国々はこれらの普及に力を尽くしたのです。
農具や耕作方法が発達したことで、今まで以上に穀物が取れるようになりました。
余った穀物は放っておいたら腐ってしまいます。
そこで人びとは 青銅 の貨幣を作り、余った作物を交換できるようにしたのです。
混沌とする乱世に生まれた新思想
春秋・戦国時代の混乱期には、
国の在り方や人びとの生き方に関する新しい思想 が数多く登場しました。
それらの思想をまとめて 諸子百家 といいます。
中でも 儒家 は 中国の歴代王朝にも採用される 重要な考え方ですので、
しっかりと復習しておいてくださいね。
中国の古典文明の練習
高校世界史Bの問題
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- 自立を強める東アジア
- アジア諸地域の紛争
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
今回は春秋・戦国時代についての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。