高校世界史B
5分で解ける!後漢の時代と漢代の文化に関する問題
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練習の解説授業
豪族と宦官の台頭
ポイント1では、前漢の皇帝 武帝 の死後、
前漢の衰退期における 豪族や宦官の台頭 を学習しました。
前漢王朝は、途中で 新 という王朝にとって変わられました。
新を建国したのが、前漢の 外戚 であった 王莽 でしたね。
政治の実権を握った王莽でしたが、彼の政治は早い段階から反発が強く、
農民や豪族たちは 赤眉の乱 と呼ばれる大規模な反乱を起こしました。
こうして新は15年足らずで滅亡したのです。
後漢の「不思議」
新の滅亡後に登場するのが 後漢 王朝です。
建国者は 劉秀 、皇帝としての名前は 光武帝 と言います。
光武帝は 豪族の力で外戚を排除して建国しました。
この時代の皇帝権力はそれほど強くありませんでしたが、
東西交易が盛んだったこともあり、後漢王朝は約200年間も存続したのです。
後漢王朝は、光武帝の時代に 倭人 との交流があり、
日本に 金印 を贈ったことでも知られています。
倭人は日本人、または日本そのものを指します。
漢の時代の文化
ポイント3では、漢の時代の文化について学習しました。
鄭玄 (じょうげん)が大成した、後漢王朝から始まる儒学を 訓詁学 といいます。
訓詁学は 五経の注釈書を作成する学問 です。
司馬遷 は、歴史書『 史記 』を著しました。
この歴史書は 紀伝体 で書かれていました。
皇帝や英雄など人物にスポットライトをあてて書く 紀伝体は、
中国歴代王朝に引き継がれることになります。
漢代の文化は、これ以降に登場する中国歴代王朝に深い影響を与えます。
内容をしっかり復習してくださいね。
高校世界史Bの問題
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- アジア諸地域の紛争
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
今回は後漢の時代と漢代の時代についての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。