5分で解ける!中国の古典文明(第1問)に関する問題
- 問題
この動画の問題と解説
問題
解説
問題(1)
空欄A。
殷代後期の都の遺跡 といえば?
正解は 殷墟 です。
空欄B。
殷代の文字で、 占いなどに用いられ、漢字の起源となった文字 といえば?
正解は 甲骨文字 です。
空欄C。
殷を倒して成立した 周 が、都を置いた場所は?
正解は 鎬京 です。
問題(2)
空欄A。
周の時代の統治体制で、 一族や功臣に封土を与え、世襲の諸侯として統治にあたらせる制度 といえば?
正解は 封建 制度です。
空欄B。
紀元前8世紀前半、周は異民族の侵入を受け、鎬京からある場所に都を移します。
正解は 洛邑 です。
これ以降、秦に滅ぼされるまでの周を 東周 と呼び、
洛邑に都を移す前の周を 西周 と呼んで区別します。
問題(3)
空欄A。
秦が都を置いた場所、これはしっかり覚えておきましょう。
正解は 咸陽 です。
空欄B。
中央集権化を目指して施行された、始皇帝の時代の統治体制といえば?
正解は 郡県制 です。
「郡」の字を「群」と書き間違えないよう、注意してくださいね。
空欄C。
始皇帝が行った 言論・思想統制 をなんといいますか?
正解は 焚書・坑儒 です。
自分の統治に都合の悪い書物を焼き、自分のやり方に反対する儒家を生き埋めにしました。
空欄D。
各地で使用されていた貨幣を統一し、始皇帝が発行した貨幣といえば?
正解は 半両銭 です。
問題(4)
空欄A。
漢(前漢)を建国した劉邦が、都を置いた場所といえば?
正解は 長安 です。
ちなみに、劉邦は漢の建国者であることから、歴史書では 高祖 と記されています。
空欄B。
高祖が実施した 郡県制と封建制を併用する統治体制 といえば?
正解は 郡国制 です。
空欄C。
前漢の皇帝 武帝 が、匈奴を挟撃するため、大月氏に派遣した人物といえば?
正解は 張騫 です。
大月氏との同盟は成立しませんでしたが、漢の人間として初めて西域に進出した張騫のおかげで、西域の事情が明らかになりました。
空欄D。
武帝が征服した国で、漢から見て東側、 朝鮮半島 に成立していた国といえば?
正解は 衛氏朝鮮 です。
衛氏朝鮮のほか、現在のベトナム北部に成立した 南越 をも征服。
武帝の時代に、漢は 最大領土を形成しました。
中国の古典文明の問題
高校世界史Bの問題
- 先史時代
- 古代オリエント
- ギリシア世界
- ローマ世界
- インドの古典文明
- 東南アジア前近代史
- 中国の分裂・混乱期(魏晋南北朝)
- 東アジア文明圏の形成(隋・唐)
- イスラーム世界
- 中世ヨーロッパ世界の成立
- 中世ヨーロッパ世界の展開
- 中世ヨーロッパ世界の各国史
- 東アジア世界の展開
- 明・清の時代
- 中国周辺地域史
- イスラーム世界の繁栄
- ルネサンスと大航海時代
- 宗教改革
- 主権国家体制と西欧絶対王政
- 東欧絶対王政
- イギリスの市民革命
- アメリカ世界の成立
- フランス革命とナポレオン
- ウィーン体制の成立と崩壊
- 19世紀の欧米諸国(1) 英・仏・伊・独
- 19世紀の欧米諸国(2) 露・米
- 19世紀の欧米諸国(3) 19世紀の欧米文化
- 中国と朝鮮の植民地化
- アジア諸地域の植民地化
- 帝国主義の時代
- 世界分割と列強の対立
- 帝国主義と東アジア
- 帝国主義とアジアの民族運動
- 第一次世界大戦とロシア革命
- ヴェルサイユ体制とワシントン体制
- 第一次世界大戦後の欧米諸国
- 戦間期のアジア諸地域
- 世界恐慌とファシズム諸国の侵略
- 第二次世界大戦と戦後秩序の形成
- 米ソ冷戦の時代
- 冷戦の激化と西欧・日本の経済復興
- 第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り
- 自立を強める東アジア
- アジア諸地域の紛争
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
中国の古典文明の確認テストです。
この章で学んだ内容を、問題を解いて確認しましょう!