高校世界史B
5分でわかる!3つの国に分裂!最強の国はどれだ!
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この動画の要点まとめ
ポイント
3つに分裂!最強の国はどれだ!?
これでわかる!
ポイントの解説授業
ポイントの1つ目は「三国時代」です。
後漢の滅亡後、 中国は3つの国に分裂します。
この時代を 三国時代 といいます。
三国の中で、最強の国はいったいどれなのか!?
これから一緒に見ていきましょう。
曹丕が建国した「魏」
最初に紹介するのは 魏 です。
魏は 華北一帯 (中国北部)を支配しました。
華北という言葉が出てきたら、中国北部のことだと考えてください。
魏の建国において、重要な役割を果たしたのが 曹操 です。
彼は、魏という国ができる少し前の時点で、
屯田制 という土地制度を実施しました。
曹操の政策によって 華北統治の基盤が整った といわれています。
曹操が整えた基盤をもとに、魏を建国したのが 曹丕 (そうひ)です。
魏の初代皇帝となった曹丕は、 九品中正 という新たな官吏登用制度を実施します。
派遣された 中正官 が地方の人材を9等級に評定し、それぞれに見合った役職を与えるというシステムでした。
劉備が建国した「蜀」
続いて紹介する国が 蜀 です。
蜀は魏の南西部、現在の 四川省 の辺りを支配しました。
蜀を建国したのは 劉備 という人物です。
劉備が建国した蜀は、 魏によって滅ぼされてしまいます。
孫権が建国した「呉」
最後に紹介する国が 呉 です。
呉は蜀の東側、現在の 江南地方 の辺りを支配しました。
呉の建国者は 孫権 です。
魏、蜀、呉の争い、最初に脱落したのは 蜀 でした。
魏が蜀を滅ぼし、残るは魏と呉。
この2国のうち、さらに力をつけていったのは 魏 でした。
魏晋南北朝の1回目。
今回は「三国時代~西晋の統一」について勉強します。