高校世界史B
5分で解ける!中国の分裂・混乱期(魏晋南北朝)(第3問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
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魏晋南北朝の確認テスト(第3問)
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題(1)
②寇謙之は、仏教ではなく 道教 を大成した人物です。
太武帝は彼を重用し、道教を国教に定めました。
③孝文帝は、村落制度として 三村制 を実施しました。
この文章は問題ありません。
④孝文帝は 漢化政策 を推進し、中国文化を積極的に取り込みました。
「漢族との同化を防ぐ」どころか、漢族と同化しようとしたのです。
以上、正解は ③ となります。
問題(2)
写真を用いた問題です。
雲崗の石窟寺院と竜門の石窟寺院について、誤っている文章を選びましょう。
魏晋南北朝は 下剋上の時代 で、仏教文化が大いに栄えました。
仏教が説く平等思想は、下剋上の風潮になじむ考え方でした。
つまり、 仏教文化が栄えるのは魏晋南北朝時代から です。
前漢の時代には仏教はまだ伝わっていません。
よって正解は ① となります。
②~④の選択肢は正しい記述です。
現在の 平城 付近、 雲崗 の石窟寺院は北魏の時代につくられました。
現在の 洛陽 付近、 竜門 の石窟寺院も北魏の時代につくられました。
最後に、魏晋南北朝の勉強のポイントをお伝えします。
この時代には 多くの国が登場します。
まずは 登場する国名(王朝名) を正確におさえましょう。
次に、各王朝の都を覚え、最後に人物を覚えましょう。
文化については、上下関係を重んじる儒学思想が衰退し、 仏教 といった新しい考え方が流行します。
この時代に大いに栄えた仏教文化、特に石窟寺院は写真で確認しながらひとつずつ覚えてください。
中国の分裂・混乱期(魏晋南北朝)の問題
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①拓跋氏が率いた民族は、突厥ではなく 鮮卑 です。
さらに、拓跋氏が都としたのは 平城 でした。
北魏の孝文帝の時代に、都が洛陽に移ります。