高校世界史B
5分で解ける!隋の時代に関する問題
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解説
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練習の解説授業
優秀な人材を集めるために...
隋の建国者は 楊堅 です。
彼は初代皇帝 文帝 として即位し、都を 大興城 に置きました。
文帝の政策で注目すべきは、広く人材を集めるために実施した 科挙 です。
科挙は男性であれば 家柄に関係なく受けることができた ので、
文帝はより優秀な人材を官僚に登用することができました。
中国の南北をつなぐ大動脈
文帝と、第2代皇帝の時代には 大運河 が造営されました。
第2代皇帝の名前は 煬帝 でしたね。
煬帝は大運河を造営し、中国の南北を接続しました。
しかし、造営にあたって 農民に重労働を強いた ため、
人びとの不満が強まりました。
煬帝は計3回にわたり 高句麗遠征 を行いましたが、全て失敗に終わりました。
結局、煬帝は庶民の反発をきっかけに殺害されてしまいます。
その後に登場するのが、隋の武将であった 李淵 です。
彼は 唐 を建国し、 高祖 と呼ばれるようになります。
三大制度の確立
ポイント3では、唐の時代にも引き継がれた 3つの制度 についてお話ししました。
土地制度の 均田制 、税制の 祖調庸制 、兵制の 府兵制 です。
隋の時代に整備されたこれらの制度は、唐の時代にも継承され、整理されていきます。
東アジア文明圏の形成(隋・唐)の練習
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今回は隋の時代についての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。