高校世界史B
5分でわかる!貿易都市や商業都市の成立
- ポイント
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
貿易都市や商業都市の成立
これでわかる!
ポイントの解説授業
唐の都長安|人口は100万人以上!
唐の都は 長安 という都市に置かれました。
この長安、唐の最盛期には 人口が100万人を超えていた と言われています。
当時、100万人以上が暮らす都市なんて世界的にも珍しいほどでした。
こんなに人口が多かったのはもちろん、 商業活動や貿易が盛んだったから です。
貿易港として有名な広州
続いて紹介するのは 広州 です。
この広州という都市には 貿易港 が置かれました。
唐以降の歴代王朝でも、広州は必ずと言っていいほど登場します。
とても大事な都市なので、しっかり覚えておきましょう。
広州は 南海貿易の拠点 として栄え、初めて 市舶司 が設置されました。
市舶司とは 海上交易全般を管理する役職 のことです。
広州と同じく、貿易港として有名な都市に 揚州 があります。
長江北岸の都市である揚州は、唐王朝では広州の次に有名な貿易港でした。
非公認の「草市」が開設された
当時、中国の都市は城壁で囲まれていました。
その城壁の外に、商人が勝手に集まって作った小規模な都市を 草市 といいます。
貿易活動がさかんになると、商人たちは城壁の外に勝手に集まり、定期市を開いたりしたのです。
唐王朝は、商業・貿易活動が非常に盛んな王朝でした。
都市の名前や、「草市」という言葉の意味を、しっかり覚えておきましょう。
ポイントの2つ目は「都市の発達」です。
先ほど紹介したように、唐には 多くの外国人が訪れました。
外国人商人たちと貿易を行うことで、唐王朝は栄えました。
貿易活動が盛んになることで、 貿易を管理する機関 が設置されたり、
都市の発達 が見られたりしたのです。
こちらを見てください。