5分で解ける!東アジア文明圏の形成(隋・唐)(第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
解説
問題(1)
空欄A。
北周の外戚で、 隋を建国した 人物といえば?
正解は 楊堅(文帝) です。
空欄B。
隋を建国した楊堅が都を置いた場所といえば?
正解は 大興城 (だいこうじょう)です。
楊堅は後に南朝の 陳 を滅ぼし、中国統一を果たしました。
問題(2)
空欄A。
隋の時代に実施された 税制度 といえば?
正解は 租調庸制 です。
均田制、租調庸制、府兵制はセットで覚えましょう。
ちなみに、租調庸でも租庸調でも、どちらの順番で書いても正解です。
空欄B。
隋の時代に始まった、 試験による官吏登用制度 といえば?
正解は 科挙 です。
男子であれば家柄に関係なく受験できる、能力重視の官吏登用制度です。
空欄C。
隋の第2代皇帝 で、 3度にわたる高句麗遠征に失敗 した人物といえば?
正解は 煬帝 (ようだい)です。
煬帝の「煬」の字、漢字を間違えないよう注意してくださいね。
問題(3)
空欄A。
隋の武将で 唐を建国した 人物といえば?
正解は 李淵 です。皇帝の名前としては 高祖 と呼ばれます。
空欄BとC。
李淵の子どもで、 律令国家体制を確立した 第2代皇帝の名前は?
正解は 李世民(太宗) です。
李世民の治世は「 貞観の治 」と称えられ、後世の手本とされました。
ちなみに貞観とは当時の元号のことです。
空欄D。
隋の第3代皇帝で、 周辺民族を服属させ大帝国を形成した 人物は?
正解は 高宗 です。
問題(4)
空欄AとB。
高宗の皇后で、彼の死後に即位し 中国史上唯一の女性皇帝 となった人物は?
正解は 則天武后 です。
彼女は国号を 周(武周) と改めました。
空欄C。
唐の混乱をおさえ、安定をもたらした 玄宗 。
彼の治世の前半は「 開元の治 」と称されました。
李世民の治世を称える「 貞観の治 」と間違えないように注意してくださいね。
問題(5)
空欄A。
晩年の玄宗は 楊貴妃 に夢中になり、政治は混乱しました。
これに対し、節度使の 安禄山 とその部下 史思明 が起こした反乱といえば?
正解は 安史の乱 です。
空欄B。
安史の乱をきっかけに、均田制と租調庸制は崩壊しました。
租調庸制に代わって実施された、新しい税制度といえば?
正解は 両税法 です。
両税法は、事実上 個人の土地所有を認めた 制度です。
空欄C。
9世紀後半、 塩の密売商人 が引き起した反乱といえば?
正解は 黄巣の乱 です。
空欄D。
10世紀初頭、 唐を滅ぼした節度使 といえば?
正解は 朱全忠 です。
彼は唐を滅ぼし、 後梁 を建国しました。
東アジア文明圏の形成(隋・唐)の問題
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隋・唐の確認テストです。
この章で学んだ内容を、問題を解いて確認しましょう!