高校世界史B
5分でわかる!キリスト教徒と混在する地域
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
キリスト教徒と混在する地域
これでわかる!
ポイントの解説授業
ポイントの1つ目は「イスラーム教とキリスト教の接触」です。今回舞台となるのは イベリア半島 から マグリブ地方 にかけての地域です。
ポイント1では、この地域に登場した 4つの王朝 を紹介します。王朝の名前と特徴を順番に覚えていきましょう。こちらを見てください。
現在の スペイン や ポルトガル が位置する半島をイベリア半島といいます。このイベリア半島から、アフリカ北部のマグリブ地方にかけてが今回の舞台です。
それでは、これから4つの王朝を紹介していきます。
後ウマイヤ朝とムラービト朝
1つ目は、コルドバを都とした 後ウマイヤ朝 (756~1031)です。 ウマイヤ朝 の一族が、王朝滅亡後に逃亡して建国しました。
2つ目は ムラービト朝 (1056~1147)です。もともとアフリカの北側に住んでいた、先住民の ベルベル人 が建国しました。
ムワッヒド朝とナスル朝
3つ目は ムワッヒド朝 (1130~1269)です。ムワッヒド朝は ムラービト朝を滅ぼして誕生した王朝 です。ちなみに、この王朝も ベルベル人 が建国しました。
4つ目は ナスル朝 (1232~1492)です。ナスル朝の都 グラナダ には、 アルハンブラ 宮殿という壮麗な宮殿が造られました。こちらを見てください。
写真に写っているのが アルハンブラ宮殿 です。ナスル朝の都 グラナダ に建設されました。
以上、イベリア半島~マグリブ地方で栄えた4つの王朝を紹介しました。王朝の名前と特徴をセットでおさえておきましょう。
イスラーム世界の3回目。
今回は「西方イスラーム世界」について学習します。