高校世界史B
5分でわかる!東南アジアは一部だけイスラーム化!?
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この動画の要点まとめ
ポイント
東南アジアは一部だけイスラーム化!?
これでわかる!
ポイントの解説授業
「東南アジアのイスラーム化」といっても、イスラーム化したのは一部地域だけです。では、いったいどういう地域にイスラーム教が広がったのでしょうか?
イスラーム化したのは、イスラーム商人が訪れた地域のみ!?
東南アジアには、中東地域から多くのイスラーム商人が船で訪れました。彼らが立ち寄った港町には、交易品に加えて イスラーム教が持ち込まれた のです。
そのため、東南アジアでは 海上貿易の拠点となった一部の地域でイスラーム教が広がりました。
マラッカ王国、マタラム王国、アチェ王国
交易で栄えた国家の代表例が マラッカ王国 (14世紀末頃~1511)です。マラッカ王国は、東南アジアの マレー半島 で栄えました。
その次に栄えたのが マタラム王国 (1580年代末~1755)です。この王国は ジャワ島の東部 で栄えました。
最後に紹介するのが アチェ王国 (15世紀末~1912)です。アチェ王国は スマトラ島の北端部 で栄えました。
マラッカ・マタラム・アチェの3王国は、いずれも イスラーム商人が船で立ち寄った港町 でした。国名と場所をセットで覚えておきましょう。
ポイントの2つ目は「東南アジアのイスラーム化」です。
東南アジアにイスラーム教が広がっていく様子を学習します。