高校世界史B
5分で解ける!イスラームの社会・文化に関する問題
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この動画の問題と解説
練習
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下のカッコ内に入る語句を答えよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
活気にあふれるイスラーム社会
イスラーム世界では シャリーア (イスラーム法)が社会の基盤となっていました。人びとは、社会生活のあらゆる場面でシャリーアを基準に法判断を下しました。シャリーアと合わせて、ムハンマドの言行と伝承をまとめた ハディース も覚えておきましょう。
イスラーム世界では、あらゆる都市に モスク (礼拝施設)と ミナレット (光塔)が併設されるかたちで備わっていました。礼拝施設といえば「モスク」が正解です。さらに マドラサ という学校も建設され、多くの ウラマー (学者・知識人)が育成されました。
ヨーロッパよりも優れた高度な文明!?
フィルドゥシー は『 シャー=ナーメ 』を著し、歴代ペルシア(イラン)王や英雄の記録をまとめました。
イブン=ハルドゥーン は『 世界史序説 』を著し、人々の社会生活の視点から歴史研究を行いました。
イブン=バットゥータ は中国・インド・アフリカを旅し、旅行先で見聞きした記録を『 三大陸周遊記 』にまとめました。当時の各地域の様子を知る上で大変重要な手がかりになっています。
フワーリズミー はインド数字を導入し、代数学を発展させたことで有名です。
芸術の分野では アラベスク という文様が流行しました。植物の茎などをモチーフにした幾何学的な文様で、工芸品や建築に用いられました。
高校世界史Bの問題
- 先史時代
- 古代オリエント
- ギリシア世界
- ローマ世界
- インドの古典文明
- 東南アジア前近代史
- 中国の古典文明
- 中国の分裂・混乱期(魏晋南北朝)
- 東アジア文明圏の形成(隋・唐)
- 中世ヨーロッパ世界の成立
- 中世ヨーロッパ世界の展開
- 中世ヨーロッパ世界の各国史
- 東アジア世界の展開
- 明・清の時代
- 中国周辺地域史
- イスラーム世界の繁栄
- ルネサンスと大航海時代
- 宗教改革
- 主権国家体制と西欧絶対王政
- 東欧絶対王政
- イギリスの市民革命
- アメリカ世界の成立
- フランス革命とナポレオン
- ウィーン体制の成立と崩壊
- 19世紀の欧米諸国(1) 英・仏・伊・独
- 19世紀の欧米諸国(2) 露・米
- 19世紀の欧米諸国(3) 19世紀の欧米文化
- 中国と朝鮮の植民地化
- アジア諸地域の植民地化
- 帝国主義の時代
- 世界分割と列強の対立
- 帝国主義と東アジア
- 帝国主義とアジアの民族運動
- 第一次世界大戦とロシア革命
- ヴェルサイユ体制とワシントン体制
- 第一次世界大戦後の欧米諸国
- 戦間期のアジア諸地域
- 世界恐慌とファシズム諸国の侵略
- 第二次世界大戦と戦後秩序の形成
- 米ソ冷戦の時代
- 冷戦の激化と西欧・日本の経済復興
- 第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り
- 自立を強める東アジア
- アジア諸地域の紛争
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
今回はイスラームの社会・文化についての学習でした。
内容をおさらいしていきましょう。