5分で解ける!イスラーム世界(第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
解説
問題(1)
空欄A。
ムハンマドが預言者としてイスラーム教を創始する背景として、メッカが 東西交易の中継地点として大きく繁栄していた 、というお話をしましたね。ムハンマドは、商業が盛んなメッカの クライシュ 族という大商人の一族の出身でした。空欄には クライシュ が入ります。
空欄BとC。
ムハンマドの教えは、最初は人々に受け入れられませんでした。迫害を逃れるため メッカからメディナへ移住した ことを何と言いますか?
正解は ヒジュラ です。
そして、ムハンマドがメディナで創設した イスラーム共同体 のことを ウンマ といいます。
問題(2)
空欄A。
ムハンマドの死後、彼の「代理人」としてカリフが選出されました。 初代カリフ に就任した人物といえば?
正解は アブー=バクル です。
空欄B。
正統カリフ時代にさかんに行われた 領土拡大のための聖戦 を何と言いますか?
正解は ジハード です。
空欄C。
暗殺されてしまった 第4代正統カリフ といえば?
正解は アリー です。
彼が暗殺されたことで、ムスリムの選挙で選ばれる正統カリフ時代は終わりを告げました。
ちなみに、イスラーム教の二大宗派のうちの1つ シーア派 は、アリーとその子孫のみがムハンマドの正統な後継者であると主張する宗派です。
問題(3)
空欄A。
ウマイヤ朝を建国 した「シリア総督」といえば?
正解は ムアーウィヤ です。
彼はウマイヤ朝を建国し、正統カリフ時代を終わらせました。
空欄B。
ウマイヤ朝が征服した イベリア半島に位置する王国 といえば?
正解は 西ゴート 王国です。
ウマイヤ朝の領土は広大で、ヨーロッパにまでその支配領域を拡大していました。
問題(4)
空欄AとB。
アッバース朝の最盛期 を実現した 第5代カリフ といえば?
正解は ハールーン=アッラシード です。
アッバース朝は ウマイヤ朝の失敗を反面教師にすることで、長く安定した治世を実現しました。
しかし、各地に配置された 軍の司令官・総督 である アミール が次第に自立し、新たな独立王朝が誕生することになりました。
空欄C。
13世紀半ばに、アッバース朝の都 バグダード を占領したモンゴル人といえば?
正解は フラグ です。
彼は大軍を率いてバグダードを占領し、アッバース朝を滅ぼしました。
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