5分でわかる!成立期の中世ヨーロッパ世界をみる視点
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この動画の要点まとめ
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枠で囲まれているのが、この章の舞台です。
現在「ヨーロッパ」と呼ばれる地域に該当します。
もう少し拡大してみましょう。
こちらを舞台に、中世ヨーロッパ世界の成立を学んでいくことになります。まずは確認として 古代ローマ世界 で学んだ内容をおさらいしたいと思います。
かつて、ヨーロッパでは ローマ帝国 が地中海を取り巻く広大な領土を支配しました。しかし、395年に ローマ帝国は東西に分裂します。 そのため、ヨーロッパでは 東ローマ帝国 と 西ローマ帝国 が誕生しました。
フン人に圧迫され、ゲルマン人が民族大移動
ローマ帝国分裂と同時期に、帝国のすぐ北側に住んでいた ゲルマン人 が移動を始めました。東側からやってきた フン人 と呼ばれる民族に圧迫され、 西ローマ帝国領内に流入してきたのです。 この動きを ゲルマン人の(大)移動 と呼びます。
第1回の授業では ゲルマン人の移動 についてお話しします。ゲルマン人たちはヨーロッパ中に散らばり、各地で様々な国を建てました。しかし、その多くは短命に終わったのです。ゲルマン人の移動について、第1回の授業で説明します。
唯一長生きしたゲルマン人国家!「フランク王国」
多くの国が短命に終わる中、唯一長生きしたゲルマン人国家があります。その名も フランク王国 です。第2回は フランク王国 に注目し、その繁栄の秘密に迫ります。
フランク王国の分裂と混乱
フランク王国はゲルマン人国家の中では長く存続しましたが、やがて 内紛 が発生し、最終的には分裂してしまいました。第3回はフランク王国の 分裂と混乱 がテーマです。分裂はともかく、混乱したのはなぜでしょうか?実は、分裂したフランク王国の領土に対し、北ヨーロッパから ノルマン人 が侵入してきたのです。
分裂・混乱の中、「自分の土地は自分で守る」工夫が登場!
国家の分裂や混乱、そしてノルマン人の侵入。フランク王国で暮らす人びとは 生活への不安でいっぱいでした。 こうした状況の中、人びとは 自分の身体や財産を自分で守る 必要に迫られます。
第4回は 自分の土地・財産を守るための工夫 についてお話ししていきます。異民族の侵入などから、土地や財産をどのように守ったのでしょうか?その「工夫」に注目です。
以上、全部で4回の授業を通して、中世ヨーロッパ世界の成立を勉強します。これから一緒に頑張りましょう!
第11章「中世ヨーロッパ世界の成立」のガイダンス授業です。
この章では、計4回にわたって 中世ヨーロッパ世界の成立 について勉強していきます。
まずはこちらを見てください。