高校世界史B
5分でわかる!教皇権の絶頂!
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この動画の要点まとめ
ポイント
教皇権の絶頂!
これでわかる!
ポイントの解説授業
教皇インノケンティウス3世の時代、教皇権がピークに達する!
教皇権が最大に達したときのローマ教皇。
それが インノケンティウス3世 です。
彼は、自分に逆らう者を次々と破門します。
当時のイギリス王であった ジョン 王さえも破門するなど、その権力には誰も逆らえませんでした。ジョン王だけではなく、フランス王や神聖ローマ皇帝など、名だたる君主を次々に屈服させたのです。
さらに、インノケンティウス3世は 第4回十字軍 を提唱しました。 彼の一言で軍隊が動いたわけです。 それほど、ローマ教皇の権力が強大だったということですね。
教皇は太陽、皇帝は月!?
教皇権の絶頂にあったインノケンティウス3世。
彼は、とある会議の演説で、こんな名言を残しています。
「教皇(権)は太陽であり、皇帝(権)は月である」
数多くの参加者の前で、「教皇は太陽」だと言い切ったのです。
この発言からも 当時の教皇権の強さがうかがえます。
教会の内部改革と、叙任権闘争を経て、
ローマ=カトリック教会の権威がピークに達したことを覚えておきましょう。
ポイントの2つ目は「教皇権の絶頂期」です。
ポイント1では 教会刷新運動 と 叙任権闘争 を経て、 ローマ教会の権威が大きく上昇する 流れを説明しました。
ポイント2では、ついに 教皇の権力がピークに達します!