高校世界史B
5分で解ける!中世ヨーロッパ世界の展開(第3問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
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中世ヨーロッパ世界の展開/確認テスト(第3問)
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題(1)
①「 市民の平等性をあらわす 」という部分が誤りです。「都市の空気は自由にする」とは 都市が荘園領主から自由である ことを示すことわざです。都市の中で暮らす人びとには 厳格な身分制 がしかれていました。
②同職ギルドの正規の構成員は 親方のみです。 繰り返しますが、都市で暮らす人びとの間には 厳格な身分制 がしかれていたのです。この記述は問題ありませんので、正解は ② となります。
③ コムーネ とは イタリアの「自治都市」 のこと。 皇帝直属のドイツの自治都市 といえば 帝国都市 (自由都市)でしたね。
④「 親方と職人の争い 」という部分が間違いです。 ツンフト闘争 とは、手工業者の組合である同職ギルドが結束し、大商人に対して市政へ参加する権利を求めた争いです。
問題(2)
中世ヨーロッパの商業活動について述べたものとして、正しい文章を一つ選びましょう。
① 地中海商業圏 が主に扱っていたのは 香辛料や宝石などの高級品 でした。「 生活必需品を扱った 」のは 北ヨーロッパ商業圏 です。この選択肢は誤りですね。
② 東方貿易 を行ったのは、 地中海商業圏 に属する北イタリア諸都市です。 リューベックはドイツの都市 なので、この選択肢も誤りです。
③ フランドル地方 は 毛織物産業 で有名な地域です。 香辛料 を扱ったのは、北イタリアの港町です。これも誤りですね。
④フランスの シャンパーニュ地方 では、 大規模な定期市 が開催されました。この選択肢は問題ありませんね。正解は ④ です。
中世ヨーロッパ世界の展開の問題
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中世都市について述べた文として正しいものを選びましょう。
選択肢を一つずつ確認します。