高校世界史B
5分でわかる!教会建設は時代と地域によって個性あり!
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この動画の要点まとめ
ポイント
教会建築は時代と地域によって個性あり!
これでわかる!
ポイントの解説授業
ビザンツ様式|ドーム・モザイク壁画が特徴的!
1つ目は ビザンツ様式 です。
名前に「ビザンツ」と入っていることから分かるように、ビザンツ帝国で一般的だった様式です。ビザンツ様式の建造物は ドームとモザイク壁画で装飾されている という特徴があります。
小さな石ころや、貝殻の破片を組み合わせてつくる壁画を モザイク壁画 といいます。ビザンツ様式の代表的な建築物として、 コンスタンティノープル (現イスタンブル)にある ハギア=ソフィア聖堂 が有名です。
ロマネスク様式|重厚な石壁で、重々しい建築!
2つ目は ロマネスク様式 です。
ロマネスク様式は11~12世紀に盛んになりました。ロマネスク様式の建物は、巨大な石を積み重ねて作られています。そのため 非常に重々しい見た目をしている という特徴があります。
ロマネスク様式の代表的な建築物として、イタリアの ピサ大聖堂 をおさえておきましょう。ちなみに、ピサ大聖堂の近くには ピサの斜塔 という有名な建物があります。
ゴシック様式|高層建築が可能になった!
3つ目は ゴシック様式 です。
12世紀末になると建築技術が発達し、 高層建築が可能になりました。 ゴシック様式の特徴として 尖頭アーチ と ステンドグラス が挙げられます。
ゴシック様式の代表的な建築物として、フランスの ノートルダム大聖堂 や、ドイツの ケルン大聖堂 があります。ちなみに「ステンドグラス」とは、色の付いたガラスのかけらを結合し、絵や模様を表したものです。色のついたガラスを使っているため、光があたると非常に美しく見えるのです。ステンドグラスは教会の窓の装飾などに多く用いられています。
ビザンツ様式、ロマネスク様式、ゴシック様式。3つの建築様式について、それぞれの特徴と代表的建築物をセットでおさえておきましょう。
ポイントの3つ目は「教会の建築様式」です。
今回は、合計3種類の 建築様式 を紹介します。それぞれの名前と特徴をおさえましょう。