高校世界史B
5分で解ける!中世ヨーロッパ世界の各国史(第3問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
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中世ヨーロッパ世界の各国史/確認テスト(第3問)
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題(1)
ちなみに、Aはフランスの ノートルダム大聖堂 です。ノートルダム大聖堂は ゴシック様式 の建築として有名です。Bはドイツの ケルン大聖堂 です。ケルン大聖堂も ゴシック様式 の建築として有名で、 ステンドグラス が有名です。以上から、②~④の記述は問題ないと判断できます。
問題(2)
問題文の中に、イラストが示す状況を特定するヒントがあります。ある君主が 破門をといてもらうため に、教皇を訪れた出来事。そう、この出来事とは カノッサの屈辱 ですね。
神聖ローマ皇帝 ハインリヒ4世 は、 聖職叙任権 を巡って、教皇 グレゴリウス7世 と対立していました。ハインリヒ4世は 破門 され、結局教皇に謝罪することになりました。選択肢の中で、カノッサの屈辱について述べているのは ③ しかありません。
①ビザンツ帝国の後継者を称し ツァーリの称号 を用いたのは、 モスクワ大公国のイヴァン3世 です。彼の孫にあたる イヴァン4世 が、正式にツァーリの称号を採用しました。
② アナーニ事件 で教皇を捕縛したのは、フランス王 フィリップ4世 です。
④法学者らに『 ローマ法大全 』を編纂させたのは、ビザンツ帝国の最盛期を築いた ユスティニアヌス大帝 でしたね。
中世ヨーロッパ世界の各国史の問題
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写真A・Bについて述べた文章として 誤っているもの を選びましょう。
① ビザンツ様式 の特徴は、 ドーム型の建築 であることです。Aの写真は、どうみても「ドーム型」には見えませんよね。誤っているのは ① となります。