高校世界史B

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5分でわかる!中国の混乱の時期

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この動画の要点まとめ

ポイント

中国の混乱の時期

高校世界史 東アジア世界の展開1 ポ2 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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ポイントの2つ目は「五代十国時代の社会のようす」です。
ポイント1で説明したように、唐滅亡後の中国では5つの王朝が次々に登場しました。 後梁後唐後晋後漢後周 の5つでしたね。ただ、これらの王朝は いずれも短命でした。 最も長く続いた 後梁 でさえ 20年も持たなかったのです。

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当時の中国は、王朝が次々に入れ替わる混乱の時代でした。この混乱の中で 中国の社会は大きく変化することになります。 いったいどんな変化だったのでしょうか?

貴族の没落!新興地主層や士人層が台頭

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最初に挙げられる変化は 貴族の没落 です。唐末期から五代の混乱で、旧 貴族 は没落しました。また、それに伴い 荘園制 も崩壊したのです。

ポ2/五代十国の小見出し+下部テキスト3行/唐末から五代の~士人層が台頭、まで/答え入り

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貴族が没落し、荘園が崩壊すると、軍人勢力と結託した 新しい支配階層 が登場しました。 新興地主層士人層 と呼ばれる人たちです。混乱の中、彼らが新たに中国社会を支配するようになりました。

藩鎮の登場/各地で独立勢力となる

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五代十国の時代、地方では 藩鎮 が登場しました。本来は軍事力しか持たない 節度使 が、軍事・民政・財政の3権を掌握して、藩鎮と呼ばれるようになったのです。

農民は没落し、佃戸と呼ばれる小作人に

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五代十国の混乱の中で、多くの農民も没落することになりました。彼らは 佃戸 (でんこ)と呼ばれる小作人となったのです。小作人とは、地主から土地を借り、小作料を払って農業をする人のことです。

高校世界史 東アジア世界の展開1 ポ2 答え全部

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以上、五代十国時代の社会の様子を説明しました。混乱の中、支配層が切り替わったことや、藩鎮が登場したこと、農民が没落して佃戸となったことなどをおさえておきましょう。

この授業の先生

新里 将平 先生

「世界史を楽しく,わかりやすく教えたい!」をモットーにストーリー性のある授業展開で、歴史上の人物や国が当時何を考え、どう動いたかを感情を込めて伝える。

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      東アジア世界の展開

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