高校世界史B
5分でわかる!皇帝がクーデターで即位!?
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この動画の要点まとめ
ポイント
皇帝がクーデタで即位!?
これでわかる!
ポイントの解説授業
第2代建文帝、一族の勢力削減を試みる!
建文帝は、洪武帝の子どもではなく孫でした。跡を継ぐはずだった洪武帝の長男が病死してしまったため、その長男の息子(=洪武帝の孫)が建文帝として即位したのです。即位したとき、建文帝は わずか16歳でした。
建文帝は、自分の地位を確かなものにするため、側近の進言によって 一族の勢力削減 を試みました。
洪武帝の子が挙兵!「靖難の役」
建文帝の行動は一族の反発を招きました。1399年、洪武帝の子である 燕王 が挙兵したのです。この事件を 靖難の役 (せいなんのえき)といいます。
靖難の役の結果、燕王は皇帝に即位しました。第3代 永楽帝 の誕生です。永楽帝の政治については次の授業で学習します。
ポイントの3つ目は「建文帝の即位と明の混乱」です。
明の初代皇帝 洪武帝 が1398年に亡くなると、第2代皇帝 建文帝 が即位しました。しかし、この建文帝の即位をめぐって ある問題が発生したのです。