高校世界史B
5分で解ける!明・清の時代(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
明・清の時代/確認テスト(第2問)
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題(1)
② 賦役黄冊 (ふえきこうさつ)も洪武帝の時代に作成されましたが、こちらは土地台帳ではなく、 戸籍台帳 かつ 租税台帳 です。
問題(2)
民間の対外交易や海外渡航を全面的に禁止する 政策といえば?
正解は 海禁 です。
もともとは 倭寇への対策 として始まった政策であることも覚えておきましょう。
問題(3)
東林書院を復興した人物 として正しいのは?
正解は ①顧憲成 (こけんせい)です。
南宋の時代に設けられた東林書院は、一時廃止された後、顧憲成によって復興されました。
ちなみに、東林派に反対するグループを 非東林派 といいます。東林派と非東林派との争いによって、明末期の政治は混乱しました。
問題(4)
中国第一の窯業(ようぎょう)都市とよばれた、 陶磁器の生産で有名な都市 といえば?
正解は 景徳鎮 (けいとくちん)です。
中国の都市で「 陶磁器の生産が盛ん 」といわれたら、すぐに景徳鎮を思い浮かべられるようにしてください。
問題(5)
康熙帝の時代に始まって雍正帝の頃に全国に拡大した、 地税を丁税に繰り込み一本化して銀納する税制度 といえば?
正解は 地丁銀制 (ちていぎんせい)です。
明の時代の税制といえば 一条鞭法 、清の時代の税制といえば 地丁銀制 を答えてください。
問題(6)
「 長江中流域 」を表す言葉といえば?
答えは 湖広 (ここう)です。
長江下流域を表す 蘇湖 (そこ)、別名 江浙 (こうせつ)と混同しないようにしましょう。
長江流域で稲作が盛んになったことは、 明 の時代には「 湖広熟すれば天下たる 」、 宋 の時代には「 蘇湖(江浙)熟すれば天下たる 」と表現されました。
明・清の時代の問題
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「 洪武帝 」の時代に作成された「 土地台帳 」といえば?
正解は ③魚鱗図冊 (ぎょりんずさつ)ですね。