高校世界史B
5分で解ける!チベット・雲南地方に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
中国?インド?どっちの影響が強い?
まず、チベットの歴史について確認していきましょう。
7~9世紀、チベットには 吐蕃 という王朝が栄えました。建国者は ソンツェン=ガンポ です。都はラサに置かれ、インド・中国の仏教文化を導入して チベット文字 が作られました。そして、7世紀になると大乗仏教と民間宗教が融合して チベット仏教 が誕生しました。
13世紀には、チベット仏教の高僧 パスパ が元のフビライに仕えました。彼は皇帝に重用され、チベット仏教は手厚く保護されることになります。チベット仏教が次第に堕落していく中、 ツォンカパ という人物が 戒律と修行を重んじた改革を行いました。 彼が創始したチベット仏教の一派を 黄帽派 といいます。
チベット仏教の指導者を ダライ=ラマ といいます。17世紀ごろには、ダライ=ラマのための宮殿として ポタラ宮殿 が建設されました。
雲南地方ってどんな地域?
続いて、雲南地方の歴史について確認していきましょう。
ポイント2で、雲南地方に成立した2つの国を紹介しました。1つ目は 南詔 で、中国・チベット・インドの要素を融合した文化が開花しました。2つ目は 大理 で、モンゴル帝国(元)のフビライ=ハンによって滅ぼされました。
中国周辺地域史の練習
高校世界史Bの問題
- 先史時代
- 古代オリエント
- ギリシア世界
- ローマ世界
- インドの古典文明
- 東南アジア前近代史
- 中国の古典文明
- 中国の分裂・混乱期(魏晋南北朝)
- 東アジア文明圏の形成(隋・唐)
- イスラーム世界
- 中世ヨーロッパ世界の成立
- 中世ヨーロッパ世界の展開
- 中世ヨーロッパ世界の各国史
- 東アジア世界の展開
- 明・清の時代
- イスラーム世界の繁栄
- ルネサンスと大航海時代
- 宗教改革
- 主権国家体制と西欧絶対王政
- 東欧絶対王政
- イギリスの市民革命
- アメリカ世界の成立
- フランス革命とナポレオン
- ウィーン体制の成立と崩壊
- 19世紀の欧米諸国(1) 英・仏・伊・独
- 19世紀の欧米諸国(2) 露・米
- 19世紀の欧米諸国(3) 19世紀の欧米文化
- 中国と朝鮮の植民地化
- アジア諸地域の植民地化
- 帝国主義の時代
- 世界分割と列強の対立
- 帝国主義と東アジア
- 帝国主義とアジアの民族運動
- 第一次世界大戦とロシア革命
- ヴェルサイユ体制とワシントン体制
- 第一次世界大戦後の欧米諸国
- 戦間期のアジア諸地域
- 世界恐慌とファシズム諸国の侵略
- 第二次世界大戦と戦後秩序の形成
- 米ソ冷戦の時代
- 冷戦の激化と西欧・日本の経済復興
- 第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り
- 自立を強める東アジア
- アジア諸地域の紛争
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
今回はチベット・雲南地方についての学習でした。
内容をおさらいしていきましょう。