高校世界史B
5分で解ける!オスマン帝国の領土拡大に関する問題
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解説
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練習の解説授業
オスマン帝国の支配!
まず、オスマン帝国の支配の特徴について確認していきましょう。
オスマン帝国の軍人・官僚は、給料として土地と徴税権を与えられていました( ティマール制 )。では、オスマン皇帝直属の 歩兵常備軍 のことをなんといいましたか?そう、 イェニチェリ でしたね。
なぜバルカン半島に進出する?
続いて オスマン帝国の領土拡大 について確認しましょう。オスマン帝国は、官僚・軍人への給料支払いのために 絶えず領土を拡大させる必要がありました。
ムラト1世は アドリアノープル を征服し、 エディルネ と名前を変えて新たな都としました。その後 バヤジット1世 はハンガリー王を破り、ドナウ川下流域を支配しました。しかし彼は アンカラ の戦いでティムールに敗北してしまいます。
もう領土を広げなくてもいい!
最後に、オスマン帝国の転換期について確認します。
ビザンツ帝国を征服し、コンスタンティノープルをイスタンブルと改称して遷都したのは メフメト2世 でした。
サファヴィー朝と抗争しながら、1517年にマムルーク朝を征服したのは セリム1世 でした。
1526年にハンガリーを征服したのは スレイマン1世 でした。彼は1529年に第一次 ウィーン包囲 を行い、神聖ローマ帝国を脅かしました。さらに1538年の プレヴェザ 海戦ではスペイン・ヴェネツィアなどの連合艦隊に勝利し、地中海の制海権を握りました。
この3人の皇帝の時代に、オスマン帝国は巨大な商業国家へ変容していきました。
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今回はオスマン帝国の領土拡大についての学習でした。
内容をおさらいしていきましょう。