高校世界史B
5分で解ける!ルネサンスの始まりに関する問題
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この動画の問題と解説
練習
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
なぜ大昔の文献を読む必要があるの?
ポイント1では ルネサンス とは何かを説明しました。ここで重要なのは「 個性 」というキーワードです。
ルネサンスは、これまでの 教会中心の価値観 から脱し 個性を認め個性を尊重した 文化活動です。そして、人間らしさを大切にしようと考える ヒューマニズム の考え方が広まり、ルネサンスの基本精神となりました。
ルネサンスの時代には 個人の個性や能力が尊重されました。 みなさんが持っている教科書や図説でルネサンスのページを開くと、人名がたくさん載っていると思います。
覚えるのが大変そう…と思うかも知れませんが、これこそがルネサンスの特徴なのです。個性や能力が尊重され、発揮された時代だからこそ、多くの人物の活躍にスポットライトがあたっているのです。
対照的に、中世ヨーロッパの文化では驚くほど人名が出てきません。キリスト教が力を持っていた時代なので、個人の活躍に焦点をあてることが少ないのです。
なぜルネサンスはイタリアで始まるの!?
ルネサンスがイタリアで始まった要因はなぜでしょう?大きく2つの要因があります。
1つは、ビザンツ帝国からギリシア知識人がたくさん亡命してきたこと。もう1つは、フィレンツェの大富豪 メディチ家 や教皇 レオ10世 が積極的に保護してくれたことです。
高校世界史Bの問題
- 先史時代
- 古代オリエント
- ギリシア世界
- ローマ世界
- インドの古典文明
- 東南アジア前近代史
- 中国の古典文明
- 中国の分裂・混乱期(魏晋南北朝)
- 東アジア文明圏の形成(隋・唐)
- イスラーム世界
- 中世ヨーロッパ世界の成立
- 中世ヨーロッパ世界の展開
- 中世ヨーロッパ世界の各国史
- 東アジア世界の展開
- 明・清の時代
- 中国周辺地域史
- イスラーム世界の繁栄
- 宗教改革
- 主権国家体制と西欧絶対王政
- 東欧絶対王政
- イギリスの市民革命
- アメリカ世界の成立
- フランス革命とナポレオン
- ウィーン体制の成立と崩壊
- 19世紀の欧米諸国(1) 英・仏・伊・独
- 19世紀の欧米諸国(2) 露・米
- 19世紀の欧米諸国(3) 19世紀の欧米文化
- 中国と朝鮮の植民地化
- アジア諸地域の植民地化
- 帝国主義の時代
- 世界分割と列強の対立
- 帝国主義と東アジア
- 帝国主義とアジアの民族運動
- 第一次世界大戦とロシア革命
- ヴェルサイユ体制とワシントン体制
- 第一次世界大戦後の欧米諸国
- 戦間期のアジア諸地域
- 世界恐慌とファシズム諸国の侵略
- 第二次世界大戦と戦後秩序の形成
- 米ソ冷戦の時代
- 冷戦の激化と西欧・日本の経済復興
- 第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り
- 自立を強める東アジア
- アジア諸地域の紛争
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
今回はルネサンスの始まりについての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。