高校世界史B
5分でわかる!目指すはインド!
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この動画の要点まとめ
ポイント
目指すはインド!
これでわかる!
ポイントの解説授業
レコンキスタによって成立したポルトガルは、王の力が強い!
ポイントの1つ目で、大航海時代に船を出せたのは 国王の力が強い国 だとお話しました。ポルトガルもその例にもれず国王が強い力を持っていたのです。その理由は、ポルトガルが レコンキスタによって成立した国 だからです。
キリスト教徒が展開した レコンキスタ (国土回復運動)とは イスラーム勢力からイベリア半島を奪回しよう とする運動です。ポルトガルも国を挙げてレコンキスタを行いましたが、この運動を指揮したのはもちろん国王でした。
しかもポルトガルは隣国のスペインより先にレコンキスタを完成させたため いち早く航海の準備に専念できた のです。
ポルトガルのインド航路開拓
ポルトガルは、アジアの中でも香辛料の豊富な インド を目指しました。続いては、インド航路を開拓するにあたって活躍した3人の人物を紹介します。こちらを見てください。
1人目は 「航海王子」エンリケ です。「航海王子」という呼び名がついているものの、彼自身は 船酔いがひどく船には乗れませんでした。
しかし、エンリケはポルトガルの航海活動を積極的に奨励し アフリカ西岸の探検を進めました。
2人目は バルトロメウ=ディアス です。彼はアフリカ最南端の「嵐の岬」に到達しました。「嵐の岬」は、当時のポルトガル国王によって 喜望峰 と命名されました。
3人目は ヴァスコ=ダ=ガマ です。彼が率いる探検隊は、アフリカ東岸を経てインドの カリカット にたどり着きました。
この3人の活躍により、ポルトガルはインドにたどり着きました。ポイント3では、インドのさらに先へと進んでいく様子に注目します。
ポイントの2つ目は、「ポルトガルのインド進出」です。
香辛料を求め、ヨーロッパ各国がアジアを目指した 大航海時代 。その先陣を切ったのは ポルトガル でした。