高校世界史B
5分で解ける!大航海時代の幕開けに関する問題
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この動画の問題と解説
練習
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下のカッコ内に入る語句を答えよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
なぜ海に出る?そしてなぜ海に出られる?
最初に、ポルトガルが海に出る「理由」を確認しましょう。
当時のヨーロッパでは 胡椒 をはじめとする 香辛料 が人気でした。香辛料はヨーロッパでは採れないので、商人たちはインドや東南アジアに行って直接仕入れようと考えたのです。
香辛料以外にも、大航海時代の要因を紹介しましたね。 マルコ=ポーロ は『 世界の記述 』を著し、日本のことを「黄金の国ジパング」と紹介するなど、 ヨーロッパ人にアジアに対する関心を高めました。
目指すはインド!
以上の要因から大航海時代が始まりました。ポルトガルは インド を目指したのですが、インド航路を開拓した 3人の航海士 を紹介しましたね。
1人目は「 航海王子 」と呼ばれたのは エンリケ です。
2人目はアフリカ大陸南端の 喜望峰 にたどり着いた バルトロメウ=ディアス です。単に ディアス と呼ばれることもあります。
3人目はアフリカをぐるっと回ってインドの カリカット にたどり着いた ヴァスコ=ダ=ガマ です。
インドのその先にはなにがある!?
インドに到達したポルトガルは、その他のアジア地域にも進出していきました。
ポルトガルはインドの ゴア を占領し、アジア貿易の拠点としました。また、中国から マカオ における居住権を獲得し、1999年になるまで領有していました。
高校世界史Bの問題
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- インドの古典文明
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- 中国の分裂・混乱期(魏晋南北朝)
- 東アジア文明圏の形成(隋・唐)
- イスラーム世界
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- 中世ヨーロッパ世界の展開
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- 中国周辺地域史
- イスラーム世界の繁栄
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- フランス革命とナポレオン
- ウィーン体制の成立と崩壊
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- 19世紀の欧米諸国(2) 露・米
- 19世紀の欧米諸国(3) 19世紀の欧米文化
- 中国と朝鮮の植民地化
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- 帝国主義と東アジア
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- 第一次世界大戦とロシア革命
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- 第一次世界大戦後の欧米諸国
- 戦間期のアジア諸地域
- 世界恐慌とファシズム諸国の侵略
- 第二次世界大戦と戦後秩序の形成
- 米ソ冷戦の時代
- 冷戦の激化と西欧・日本の経済復興
- 第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り
- 自立を強める東アジア
- アジア諸地域の紛争
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
今回は大航海時代の幕開けについての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。