5分でわかる!コロンブスの挑戦!彼がたどり着いたのは…
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この動画の要点まとめ
ポイント
ポイントの1つ目は、「コロンブスの航海」です。
前回の授業では ポルトガルがアジアに進出する様子 を学習しました。今回の授業では、ポルトガルのライバル スペイン と、スペインの支援を受けて海に出た コロンブス という人物に注目します。
トスカネリの「地球球体説」
当時、コロンブスの友人である トスカネリ は 地球球体説 を唱えていました。「地球は平らな形をしている」という教会の見解に対し、トスカネリは 地球は丸いのだ と主張したのです。
コロンブスは地球球体説を信じていました。そして地球が丸いなら、インドに至るルートもひとつではないはずです。前回の授業で、ポルトガルは アフリカ を経由してインドに到達していました。そこでコロンブスは ポルトガルとは違うルートでインドに行くことを計画します。
スペイン女王イサベルの支援で航海に出発
コロンブスの航海をサポートしたのは スペイン女王 の イサベル です。スペインは、ライバルであるポルトガルに先を越されてあせっていました。そこでコロンブスの計画を援助することにしたのです。
スペイン女王イサベルの支援で出航したコロンブス。彼は1492年に サンサルバドル島 に到達しました。
コロンブスがたどり着いたのは…
インドを目指したコロンブスがたどり着いた、サンサルバドル島。いったいどこにある島だったのでしょうか?こちらを見てください。
イベリア半島を出たコロンブスは、西に進んでサンサルバドル島に至ります。しかし、その島があるのは アメリカ大陸の近く ですよね。ただ、コロンブスはこのサンサルバドル島を、本当のインドからは遠く離れたこの島を インドだと勘違いしてしまいました。
現在、サンサルバトル島付近の島々は 西インド諸島 と呼ばれています。インドから離れた場所なのに「西インド」諸島と呼ばれている理由は コロンブスの勘違い によるのです。
以上、コロンブスの航海について紹介しました。しっかり復習しておきましょう。
ルネサンスと大航海時代、第5回。
今回は「ヨーロッパ人の新発見」について学習します。