高校世界史B
5分でわかる!次々と探検する航海士たち
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この動画の要点まとめ
ポイント
次々と探検する航海士たち
これでわかる!
ポイントの解説授業
探検家たちの功績
まずは3人の人物を紹介します。
1人目はポルトガルの航海士 カブラル です。彼はアフリカ経由でインドを目指したものの、途中で嵐に遭って漂流してしまいました。結果、カブラルは偶然にも ブラジル へ漂着しました。
2人目は アメリゴ=ヴェスプッチ です。彼はコロンブスが発見した大陸(南アメリカ)を探検し、そこはインドではない未知の大陸、いわば「 新大陸 」であると主張しました。
3人目は バルボア です。彼は パナマ地峡 を横断して 太平洋 に到達しました。
世界周航の達成
16世紀の初めには、ついに 世界一周 が達成されます。ポルトガルの航海者 マゼラン は、スペイン王の命を受けて1519年に出発。アメリカ大陸を南下した後 マゼラン海峡 を通過。その後太平洋を横断し、1521年にアジアの フィリピン にまで至りました。
ただ、マゼラン自身はフィリピンで殺害されてしまいました。その後は彼の部下たちが航海を続け、1522年に 世界一周を成し遂げたのです。
スペインとポルトガルの境界画定!
このように、スペインとポルトガルは世界各地に進出していきました。すると、両者の間で 海外領土をめぐる対立 が生じたのです。戦争になる前に、お互いの支配領域をはっきりと定めておく必要があります。そこで1494年に定められたのが トルデシリャス条約 です。
トルデシリャス条約により、南米大陸の ブラジル がポルトガル領となりました。マゼランの艦隊が世界周航を達成した後、スペインとポルトガルの境界線を定める トルデシリャス条約 が結ばれたことを覚えておきましょう。
ポイントの2つ目は、「探検家たちの活動」です。
ポイント1で紹介した コロンブス 以外にも、
大航海時代にはさまざまな人物が活躍しました。
代表的な人物とその業績を紹介します。