高校世界史B
5分で解ける!古代アメリカの謎に迫る!に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
古代アメリカには高度な文明が存在した!?
ポイント1では古代アメリカに存在した高度な文明についてお話ししました。
ユカタン半島 にできて、 ピラミッド状神殿 や文字、暦を使っていたのが マヤ文明 でした。
メキシコ 一帯を支配し、 テノチティトラン を都に栄えたのは アステカ王国 でした。
アンデス山脈 一帯に勢力を誇り、 標高3000m以上 の高地に都を置いたのが インカ帝国 でした。
ヨーロッパの人びとが来る前の古代アメリカには、このような高度な文明が栄えていました。
破壊!略奪!スペイン人の過酷な支配
ところがこれらの文明は、スペイン人たちによる破壊や略奪にあってしまいました。
スペインからやってきた コンキスタドール (コンキスタドレス)、スペイン語で 征服者 という意味ですが、彼らは先住民たちをこき使い、多くの先住民が亡くなってしまいました。
スペインが先住民を使用するやり方を エンコミエンダ制 と言いますが、これを批判したのが ラス=カサス でした。
先住民が多数死亡したことを受け、スペインは新しい労働力として 黒人奴隷 を使役しはじめました。そして プランテーション (大農園・大農場制度)を行わせたのでしたね。
大農園では、先住民や黒人が食べるものではなく、ヨーロッパに商品として売るための作物(= 商品作物 )が栽培されていました。
ルネサンスと大航海時代の練習
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今回は古代アメリカの謎についての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。