高校世界史B
5分で解ける!宗教改革(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
宗教改革/確認テスト(第2問)
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題(1)
問題(2)
ドイツ三十年戦争の 勃発の原因 となった、
新教徒の反乱が起きた場所は?
正解は ベーメン(ボヘミア) です。
反乱を起こしたベーメンの新教徒を援護すべく、
デンマークやスウェーデンなど周辺国が参戦し、
ベーメン反乱は国際的な戦争へと変貌していきました。
問題(3)
アウクスブルクの宗教和議 についての正誤判定です。
まずはaから。
「 カルヴァン派の信仰が認められた 」とありますが、これは ドイツ三十年戦争 の講和条約である ウェストファリア条約 の内容です。アウクスブルクの宗教和議では、まだカルヴァン派の信仰は認められていません。よってaは誤りです。
次にbの文章。
アウクスブルグの宗教和議では、カトリックorルター派の選択権が 諸侯もしくは都市に与えられました。 例えば住民がルター派を望んでも、その地を支配する諸侯がカトリックを選べば、住民たちはカトリックを信仰しなくてはいけませんでした。 個人の信仰の自由が認められたわけではない のでbも誤りです。
以上、aとbは共に誤りなので、正解は ④ となります。
問題(4)
スコットランドにおけるカルヴァン派の呼び名 と言えば?
正解は ②ブレスビテリアン です。
ちなみに選択肢は4つともカルヴァン派の呼称です。① ピューリタン は イングランド 、③ ゴイセン は ネーデルラント 、④ ユグノー は フランス におけるカルヴァン派の呼称です。呼び名と地域をセットで覚えましょう。
問題(5)
ドイツ三十年戦争の講和条約 と言えば?
正解は ウェストファリア条約 です。
この条約で、ドイツ国内の領邦ほぼ全てに 主権 が認められました。皇帝の命令は届かなくなり、各地の領邦国家が自分で政治を行うようになったのです。こうして神聖ローマ帝国は 有名無実化 してしまいました。
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ルター派の諸侯や都市 が結成した 同盟 といえば?
正解は シュマルカルデン同盟 です。
彼らはシュマルカルデン同盟を結成し、
皇帝 カール5世 に対抗しました。