高校世界史B
5分でわかる!主権国家体制と西欧絶対王政をみる視点
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この動画の要点まとめ
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主権国家体制と西欧絶対王政をみる視点
これでわかる!
ポイントの解説授業
このグラフは、ヨーロッパにおける教皇・諸侯・国王・市民の力を表しています。縦軸が権力、横軸が時間の経過です。
注目してほしいのは 十字軍の失敗以降の権力の変化 です。 教皇 や 諸侯 の力が低下していますよね。グラフの一番右端を見ると、 国王の力が諸侯や教皇を上回っているのが分かります。
教皇が力を持っていた時期は、国王といえども教皇に逆らうことはできませんでした。諸侯が力を持っていた時期は、国王といえども国内全てを従えることはできませんでした。しかし教皇や諸侯の力が衰えたことで、国王は自分の国のことを自分で決定できるようになったのです。
自国のことを自分で決定できる国のことを 主権国家 といいます。国王の力が伸びてきたことで主権国家が誕生したのです。また、王が強い力を持っていた時代のことを 絶対王政 といいます。
第1回「絶対王政の特徴」
第1回の授業では 主権国家 とは何か、そして 絶対王政 の成立に必要な要素は何かを紹介します。
第2回「スペイン・オランダ」、第3回「イギリス・フランス」
第2回以降の授業では、主権国家の中心である 国王 に注目します。王の名前やその政策をおさえるようにしてください。
第2回ではスペインとオランダ、第3回ではイギリスとフランスに注目します。
第4回「フランスのルイ14世の時代」
第4回の授業では フランスの絶対王政 に注目します。この授業では 絶対王政を象徴する王様 として名高い ルイ14世 が登場します。
彼がどんな政策を行ったのか、どうして絶対王政を象徴すると評されるのか。その理由に注目してください。
第5回「第2次英仏百年戦争」
第5回の授業では、 イギリスとフランスの植民地戦争 について勉強します。その名も 第2次英仏百年戦争 です。英仏が進出した国や地域をおさえてください。
このように、全5回を通して 主権国家体制 ・ 西欧絶対王政 について勉強していきます。一緒に頑張りましょう!
第20章「主権国家体制と西欧絶対王政」のガイダンス授業です。
この章では、計5回にわたって 主権国家体制と西欧絶対王政 について勉強します。早速ですが次のグラフを見てください。