5分でわかる!東欧絶対王政をみる視点
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この動画の要点まとめ
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1つ前の章では 西欧絶対王政 を勉強しました。 イギリス ・ フランス ・ スペイン の各国について、 国王 の名前やその業績を学んできました。
この章では舞台が東ヨーロッパに移ります。 オーストリア ・ プロイセン ・ ロシア の3国に注目し、 東ヨーロッパにおける絶対王政 を見ていきます。西欧絶対王政と同じく 国王の名前とその業績 に注目してください。
ただし、一つ注意してほしいことがあります。
西欧絶対王政は 16世紀 頃からスタートしましたが、東欧絶対王政は 18世紀 頃にスタートしました。100~200年ほど遅れて始まったわけです。
遅れてスタートしたからこそ、東欧絶対王政を築いた王様たちは 西欧絶対王政で見られた失敗 を活かした政治を行いました。 王の失政や国民の不満 など、同じ失敗を起こさないよう反面教師にしたわけです。
第1回「オーストリア絶対王政」、第2回「プロイセン絶対王政」、第3回「ロシア絶対王政」
オーストリア・プロイセン・ロシアでは 啓蒙専制君主 と呼ばれる君主が登場します。彼らは「啓蒙思想」という考え方を掲げ、各国で改革を行いました。
第1回は オーストリア 、
第2回は プロイセン 、
第3回は ロシア に注目し、
各国の絶対王政について勉強していきます。
冒頭でもお伝えしましたが、各国の王様とその事績に注目してください。特に「 啓蒙専制君主 」というキーワードが登場したら要注意です。 東欧絶対王政の特徴 ともいえる言葉なので、しっかり覚えてあげましょう。
前半3回の授業で 東欧絶対王政 を学んだ後は、後半3回の授業で 絶対王政時代の文化 を勉強します。西欧・東欧を合わせた絶対王政の時代に誕生した文化を、3回に分けて勉強していきます。
第4回「科学・哲学」
第4回では 科学と哲学 について取り扱います。絶対王政期には 現在の我々の生活に直結する新たな発見や考え方 が誕生しました。
第5回「政治思想・経済」
第5回では 政治思想や経済 を扱います。絶対王政の時代に出現した 絶対王政を批判する思想 や、国の経済を豊かにする方法を研究する 経済学 の発展に注目です。
第6回「芸術・文学」
第6回では 芸術や文学 を扱います。絶対王政の時代には、 王様の権力を象徴する ような 派手で豪華な芸術 が好まれました。絵画も音楽も、華やかな作品が多く誕生したのです。
また、文学作品についても当時の様子がよく表れていました。詳しくは、第6回の授業で学習します。
以上、計6回の授業を通して 東欧絶対王政 と 絶対王政期の文化 を勉強します。これから一緒に頑張りましょう!
第21章「東欧絶対王政」のガイダンス授業です。
この章では、計6回にわたって 東欧絶対王政 について勉強していきます。
まずは、こちらの地図を見てください。