高校世界史B
5分で解ける!絶対王政時代の文化(2)に関する問題
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解説
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練習の解説授業
絶対王政を批判する思想の登場!
「 近代自然法の父 」と呼ばれた グロティウス は、民族・国家・時代に関係なく人間が守るべきルールがあると主張しました。
『統治二論』を著した ロック は、政府は人びとの財産や生命を守るためにあるので、それが守られないのであれば 人びとは政府に抵抗する権利がある と主張しました。
『社会契約論』を著した ルソー は、 主権は人民が持つべき であり、王が持つのはおかしいと説きました。
『哲学書簡』を著した啓蒙思想家 ヴォルテール は、絶対王政を正当化する理論であった 王権神授説 を否定しました。
経済学の発展
経済学では 重商主義・重農主義・古典派経済学 の3つを紹介しました。
ルイ14世の財部宗鑑を務めた コルベール は、国家が積極的に経済に介入すべきとする典型的な 重商主義者 でした。
重商主義を批判した ケネー は、国家は経済に介入すべきではなく、農業こそ富の源泉だとする 重農主義 を掲げました。
ケネーの考え方を発展させる形で 古典派経済学 が登場しました。有名な経済学者に『 諸国民の富 』を著した アダム=スミス がいます。
高校世界史Bの問題
- 先史時代
- 古代オリエント
- ギリシア世界
- ローマ世界
- インドの古典文明
- 東南アジア前近代史
- 中国の古典文明
- 中国の分裂・混乱期(魏晋南北朝)
- 東アジア文明圏の形成(隋・唐)
- イスラーム世界
- 中世ヨーロッパ世界の成立
- 中世ヨーロッパ世界の展開
- 中世ヨーロッパ世界の各国史
- 東アジア世界の展開
- 明・清の時代
- 中国周辺地域史
- イスラーム世界の繁栄
- ルネサンスと大航海時代
- 宗教改革
- 主権国家体制と西欧絶対王政
- イギリスの市民革命
- アメリカ世界の成立
- フランス革命とナポレオン
- ウィーン体制の成立と崩壊
- 19世紀の欧米諸国(1) 英・仏・伊・独
- 19世紀の欧米諸国(2) 露・米
- 19世紀の欧米諸国(3) 19世紀の欧米文化
- 中国と朝鮮の植民地化
- アジア諸地域の植民地化
- 帝国主義の時代
- 世界分割と列強の対立
- 帝国主義と東アジア
- 帝国主義とアジアの民族運動
- 第一次世界大戦とロシア革命
- ヴェルサイユ体制とワシントン体制
- 第一次世界大戦後の欧米諸国
- 戦間期のアジア諸地域
- 世界恐慌とファシズム諸国の侵略
- 第二次世界大戦と戦後秩序の形成
- 米ソ冷戦の時代
- 冷戦の激化と西欧・日本の経済復興
- 第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り
- 自立を強める東アジア
- アジア諸地域の紛争
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
今回は絶対王政時代の文化(政治思想・経済)についての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。