5分で解ける!東欧絶対王政(第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
解説
問題(1)
空欄A。
三十年戦争の講和条約 といえば?
正解は ウェストファリア条約 です。
空欄B。
ウェストファリア条約でフランスが獲得した領土といえば?
正解は アルザス です。
空欄の後の ロレーヌ と合わせて、三十年戦争でフランスが獲得した領土としておさえましょう。
正解C。
ウェストファリア条約で オランダと共に国際的に独立が承認された国 は?正解は スイス です。
ウェストファリア条約によってドイツ諸邦の完全な主権が認められ、 神聖ローマ帝国は有名無実化 してしまいました。ただ、 神聖ローマ皇帝とオーストリア皇帝を兼任 していた ハプスブルク家 にとっては、 オーストリアの経営に専念できるようになった というメリットもあったのです。ここから、ハプスブルク家の繁栄が始まっていくことになります。
問題(2)
空欄A。
ブランデンブルク選帝侯国 を支配した家柄といえば?
正解は ホーエンツォレルン 家です。
空欄B。
プロイセン公国 の母体となった国といえば?
正解は ドイツ騎士団領 です。
ブランデンブルク選帝侯国とプロイセン公国は合併し、スペイン継承戦争を経て王号を許され、 プロイセン王国 が成立しました。
問題(3)
空欄AとB。
典型的な 啓蒙専制君主 とされる プロイセン国王 で、「 君主は国家第一の僕 」という言葉で有名なのは?
正解は フリードリヒ2世 です。
彼はフランスの啓蒙思想家 ヴォルテール と親交を持っていました。
空欄C。
領主貴族 という言葉に反応しましょう。
正解は ユンカー です。
フリードリヒ2世はユンカーと協力して 官僚制 や 常備軍 を強化しました。
問題(4)
空欄AとB。
オーストリア継承戦争 に巻き込まれたハプスブルク家の人物といえば?
正解は マリア=テレジア です。
この戦争で、オーストリアは鉱工業の盛んな シュレジエン 地方をプロイセンに奪われてしまいました。
空欄C。
マリア=テレジアは シュレジエンを取り戻すためにフランスと同盟を結びました。 これを 外交革命 と呼びます。この後 フリードリヒ2世 が先制攻撃をしかけたことで始まった戦争といえば?
正解は 七年戦争 です。
外交革命によってフランスを味方につけたオーストリアでしたが、 結局シュレジエンを取り戻すことは出来ませんでした。
問題(5)
空欄A。
ロマノフ朝の時代に農奴制の強化に反発した 人物は?
正解は ステンカ=ラージン です。
空欄BとC。
清朝と条約を結んで国境を画定し、アゾフ海を一時奪うなど強勢を誇ったロシア皇帝は?
正解は ピョートル1世 です。
清との国境を画定した条約は ネルチンスク 条約ですね。
ちなみに、当時の清の皇帝は 康熙帝 でした。ネルチンスク条約は 中国が初めて外国と対等な立場で結んだ条約 として知られています。
問題(6)
空欄A。
即位 とあるので、空欄には君主の名前が入ります。
啓蒙専制君主 や プガチョフの反乱 といったキーワードがヒントです。
正解は エカチェリーナ2世 です。
空欄B。
エカチェリーナ2世が領有した ロシアの南方に位置する半島 といえば?
正解は クリミア半島 です。
クリミア半島を領有したことで、エカチェリーナ2世は 黒海進出を果たしました。
空欄C。
エカチェリーナ2世が 日本に派遣した人物 といえば?
正解は ラクスマン です。
ラクスマンは北海道の根室を訪れ 鎖国体制をとっていた江戸幕府に対して開国を要求しました。 しかし、結局日本と通商を結ぶことはできませんでした。
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第21章「東欧絶対王政」の確認テストです。
この章で学んだ内容を、問題を解いて確認しましょう。