高校世界史B
5分で解ける!アメリカ独立戦争に関する問題
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練習の解説授業
いよいよ衝突!13植民地の独立闘争
イギリス本国との対立が深まる中、13植民地の人びとは フィラデルフィア に集まり 第1回大陸会議 を開催しました。
1775年、イギリス本国軍と植民地軍が レキシントンの戦い で衝突し、いよいよ独立戦争がスタートしました。レキシントンの戦いの後、13植民地側は ワシントン を植民地軍総司令官に選びました。
実は、独立戦争が始まった後も、13植民地の全ての人びとが独立を望んでいるわけではありませんでした。中にはイギリスによる支配を容認する人たちもいるなど、決して植民地側は一枚岩ではなかったのです。
そこで、 トマス=ペイン は『 コモン=センス 』というパンフレットを著し、独立を求める人びとを鼓舞しました。また、 トマス=ジェファソン が起草した 独立宣言 も人びとの士気を高めました。
戦局の転機!アメリカの独立成功!
植民地側の士気が高まったことに加え、独立戦争の戦局が大きく変わるきっかけとなった出来事がありました。当時フランスにいた駐仏大使 フランクリン が、フランスを始めヨーロッパの国々へアメリカ独立の支援を要請したのです。その結果オランダ・スペイン・フランスといった国々が植民地側を支援する形で参戦しました。
また エカチェリーナ2世 の提唱で 武装中立同盟 が結成され、ロシアやポルトガルは中立を保つことを宣言しました。国際的に孤立していたイギリスにとって、これは痛手でした。
そしていよいよ1781年、 ヨークタウンの戦い でアメリカ・フランス連合軍がイギリス軍に勝利し、独立戦争は13植民地側の勝利で終結しました。
アメリカ世界の成立の練習
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今回はアメリカ独立戦争についての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。