5分で解ける!アメリカ世界の成立(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
解説
問題(1)
フランクリンの呼びかけに対し、フランスや他のヨーロッパ諸国は最初は参戦をためらっていました。しかし1777年の サラトガの戦い で 植民地軍がイギリス軍に勝利を収めた ことをきっかけに、 フランス・スペイン・オランダ が次々にアメリカ側について参戦することになりました。
問題(2)
アメリカ独立戦争の交戦国に 支援を行わない ことを宣言した、ロシアの エカチェリーナ2世 を中心に結成された同盟といえば?
正解は 武装中立同盟 です。
武装中立同盟は、独立戦争において アメリカ側にもイギリス側にも味方をしない 、という立場を取りました。確かに「中立」という立場でしたが、これは実質的にはアメリカへのサポートだったのです。アメリカ側にはすでに フランス・スペイン・オランダ が味方についていましたが、イギリス側の味方はいなくなってしまったわけです。イギリスは国際的に孤立し、戦局はアメリカ側に有利になっていきました。
問題(3)
アメリカ独立戦争に参加した 義勇兵 のうち、 フランス出身 の人物といえば?
正解は ラファイエット(ラ=ファイエット) です。
他に有名な義勇兵として コシューシコ がいますが、彼は ポーランド 出身です。 ラファイエットはフランス、コシューシコはポーランド。 問題によっては、このように人物の出身国を聞いてくる場合もあります。少し大変ですが、名前だけではなく出身国まで合わせて覚えておきましょう。そうすればテストでも怖いものなしです!
問題(4)
アメリカ合衆国の初代大統領 といえば?
正解は ワシントン です。
彼は、アメリカ独立戦争の際には 植民地軍総司令官 に任命された人物です。その功績を評価されて、1789年にアメリカ合衆国の初代大統領に就任しました。
問題(5)
フランスの啓蒙思想家 モンテスキュー が提唱した、 行政権・立法権・司法権 が1つの機関に集中するのを避け、それぞれの権力を別々の機関にゆだねるべきだとする考え方といえば?
正解は 三権分立 です。
行政権・立法権・司法権 の3つを分散させることで、独裁政治を防ごうというのが三権分立の考え方です。アメリカ合衆国では、この3つをそれぞれ大統領・議会・裁判所が担っています。
アメリカ世界の成立の問題
高校世界史Bの問題
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フランスに対して、独立戦争における アメリカ支援をよびかけた駐仏大使 といえば?
正解は フランクリン です。