高校世界史B
5分で解ける!フランス革命とナポレオン(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
フランス革命とナポレオン/確認テスト(第2問)
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題(1)
当時のヨーロッパ諸国はほとんどが 王政国家 でした。つまり各国に「国王」がいる状態だったのです。しかし、フランスではその「国王」が 市民革命によって処刑されてしまいました。
あわてたヨーロッパの君主たちは、革命が自分の国に飛び火しないように、またフランスの革命政府をけん制するために、第1回対仏大同盟を結成したのです。その提唱者はイギリスの首相 ピット でした。
問題(2)
国民公会が行った改革として 誤っているもの を選びましょう。
① メートル法の制定 は国民公会が行いました。
② 封建的特権の廃止 は、国民公会ではなく 国民議会 で行われました。この選択肢は誤りですね。正解は ② となります。
③ 最高価格令 の制定、④ 革命暦 の採用は共に国民公会が行った改革です。合わせて覚えておきましょう。
問題(3)
ロベスピエール派失脚の契機となったクーデタ といえば?
正解は テルミドール(9日)のクーデタ です。
強力な独裁政治体制をしいたロベスピエール派に対する、市民の不満の声を受けて発生しました。
問題(4)
総裁政府の時代に陰謀を計画 し、処刑された人物といえば?
正解は ③バブーフ です。
総裁政府の時代は、これ以上の革命を望まない保守派や、より過激な革命を求める左派勢力が対立しており、政局は非常に不安定でした。
問題(5)
ナポレオンが総裁政府を倒したクーデタ といえば?
正解は ブリュメール18日のクーデタ です。
このクーデタでナポレオンは総裁政府を倒し、3人の統領で構成される 統領政府 を樹立しました。ナポレオンは 第一統領として事実上の独裁官 となりました。
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フランス国王 ルイ16世 が処刑された年に、 第1回対仏大同盟の結成を提唱したイギリス首相 といえば?
正解は ピット です。