高校世界史B

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5分でわかる!宗教で差別されることはない!

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この動画の要点まとめ

ポイント

宗教で差別されることはない!

高校世界史 19世紀欧米諸国(1)1 ポイント1 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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19世紀の欧米諸国(1)、第1回。
今回は、「イギリスの自由主義」について学習します。

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ポイントの1つ目は、「宗教的な自由の広まり」です。
19世紀前半のイギリスでは、政治や宗教、経済など様々な分野で自由主義的改革が進みました。その中でも、ポイント1では宗教の自由について学習します。

カトリック教徒に対する差別を撤廃しよう!

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1801年、イギリスはカトリック教徒が優勢なアイルランドを併合しました。イギリスではもともと、キリスト教の中でもイギリス国教会が優遇され、カトリックは弾圧されていました。併合されたアイルランドのカトリック教徒たちは差別され、イギリス議会に代表を送ることすらできない状況にありました。

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そんな状況から、少しずつ宗教の自由が認められていきます。1828年には審査法が廃止され、カトリック教徒を除く非国教徒の公職就任が可能になったのです。審査法とは、イギリス議会が1673年に制定した法律で、イギリス国教会信者以外の者は公職(官職)に就けないことを定めた法律です。この法律のねらいはカトリック教徒を排除することにありました。

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そんな審査法が廃止されたことで、カトリックを除く、国教会の信者以外も公職に就けるようになったのです。その後、翌年にカトリック教徒解放法が制定され、カトリック教徒も公職に就けるようになりました。

高校世界史 19世紀欧米諸国(1)1 ポイント1 答え全部

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カトリック教徒解放法の制定には、アイルランド出身のオコンネルという人物の活躍がありました。彼はカトリック教徒に対する差別の撤廃を求める運動を指導した人物です。

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1828年の審査法廃止と、翌年のカトリック教徒解放法。このように、1820年代のイギリスでは、宗教的な自由が認められるようになっていったのです。この流れをしっかり覚えておきましょう。

この授業の先生

新里 将平 先生

「世界史を楽しく,わかりやすく教えたい!」をモットーにストーリー性のある授業展開で、歴史上の人物や国が当時何を考え、どう動いたかを感情を込めて伝える。

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      19世紀の欧米諸国(1) 英・仏・伊・独

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