高校世界史B
5分で解ける!イタリアの統一に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
イタリア統一の難しさとは?
イタリア統一を実現するためには様々な困難がありました。
当時 ヴェネツィア や ロンバルティア は オーストリア領 でした。オーストリアを倒さなければ、これらの地域をイタリア領に組み込むことはできませんでした。
教皇領 や 中部イタリア には フランス軍 が駐屯していました。フランスを何とかしなければ、この地域を獲得することはできませんでした。
さらに 南イタリア は 両シチリア王国 によって支配されていました。以上のように、イタリア統一には、オーストリア・フランス・両シチリア王国の3つの敵が立ちはだかっていたのです。
統一運動の開始!
そんな中、イタリア統一に向けて サルデーニャ王国 が動き出しました。国王 ヴィットーリオ=エマヌエーレ2世 と首相 カヴール の時代に、次々と領土を獲得していったのです。
サルデーニャは ロンバルディア を獲得し、その後 中部イタリアを併合 しました。さらに ガリバルディ が征服した 両シチリア王国 を譲り受けたことで、1861年3月に イタリア王国 が成立しました。
イタリア王国は1866年に ヴェネツィアを併合 し、1870年には 教皇領を併合 しました。こうしてイタリア統一が実現したのです。
イタリア統一後のトラブル!!
統一が実現したとはいえ、イタリア人が多く暮らす トリエステ や 南チロル 地域は オーストリア の領土に組み込まれていました。これを「 未回収のイタリア 」といいます。
この後イタリアとオーストリアは、「未回収のイタリア」をめぐって対立を深めていくことになります。
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今回はイタリアの統一についての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。