5分で解ける!芸術に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
時代を彩る数々の名画が誕生!
ポイント1では有名な 画家 を紹介しました。「 ナポレオンの戴冠式 」を描いたのは ダヴィド でしたね。彼はナポレオンの首席画家として、ナポレオン戴冠の瞬間を描きました。
ナポレオンの登場以降、ヨーロッパでは自由を求める動きや民族国家建設を求める動きが登場しました。そんな時期に ドラクロワ は、七月革命を題材に「 民衆をみちびく自由の女神 」を描きました。フランス市民が自由を求めて立ち上がる様子を、これぞロマン主義といえるタッチで描いた作品になっています。
ドラクロワの後には、感情的で非現実的なロマン主義に対抗して 客観的で現実的な作品 を描いた画家を紹介しました。例えば「 落穂拾い 」や「 晩鐘 」など農民生活を中心に描いたのは ミレー でしたね。
対象の形や奥行きに捉われず、自分の瞳に写るそのままを描いたのが 印象派 です。代表的な人物に モネ がいましたね。
印象派から派生した 後期印象派 の画家で「サン=ヴィクトワール山」などを描いたのは セザンヌ でした。「 自画像 」「 ひまわり 」で有名な ゴッホ も後期印象派の画家に分類されます。
19世紀には 時代の流れや風潮を反映して描かれた作品 が多く登場しました。 ダヴィド や ドラクロワ の作品などはその代表例といえます。
音楽だって時代を反映する!
ポイント2では 音楽 に注目しました。楽劇「 ニーベルングの指輪 」を作成したのは ヴァーグナー(ワグナー) でしたね。
「ニーベルングの指輪」はゲルマン民族の神話などを題材にしています。ヴァーグナーは他にも数多くの作品をつくり、ゲルマン民族の伝統や文化を表現しました。
「革命」を作曲したのは ショパン でしたね。彼は祖国ポーランドがロシアに対して蜂起したものの鎮圧されたことに刺激を受け、祖国への思いとロシアへの怒りをこめて「革命」を作曲しました。
高校世界史Bの問題
- 先史時代
- 古代オリエント
- ギリシア世界
- ローマ世界
- インドの古典文明
- 東南アジア前近代史
- 中国の古典文明
- 中国の分裂・混乱期(魏晋南北朝)
- 東アジア文明圏の形成(隋・唐)
- イスラーム世界
- 中世ヨーロッパ世界の成立
- 中世ヨーロッパ世界の展開
- 中世ヨーロッパ世界の各国史
- 東アジア世界の展開
- 明・清の時代
- 中国周辺地域史
- イスラーム世界の繁栄
- ルネサンスと大航海時代
- 宗教改革
- 主権国家体制と西欧絶対王政
- 東欧絶対王政
- イギリスの市民革命
- アメリカ世界の成立
- フランス革命とナポレオン
- ウィーン体制の成立と崩壊
- 19世紀の欧米諸国(1) 英・仏・伊・独
- 19世紀の欧米諸国(2) 露・米
- 中国と朝鮮の植民地化
- アジア諸地域の植民地化
- 帝国主義の時代
- 世界分割と列強の対立
- 帝国主義と東アジア
- 帝国主義とアジアの民族運動
- 第一次世界大戦とロシア革命
- ヴェルサイユ体制とワシントン体制
- 第一次世界大戦後の欧米諸国
- 戦間期のアジア諸地域
- 世界恐慌とファシズム諸国の侵略
- 第二次世界大戦と戦後秩序の形成
- 米ソ冷戦の時代
- 冷戦の激化と西欧・日本の経済復興
- 第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り
- 自立を強める東アジア
- アジア諸地域の紛争
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
今回は19世紀の欧米文化(絵画・音楽)についての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。